最近の気づき~その3~

(1)両方を味わってこそ、豊かな人生

 全国高校野球、仙台育英高校。前年は優勝したが、今年は決勝戦で慶応高校に敗れ、準優勝となった。
監督はインタビューで、勝った喜びと負けた悔しさ。その両方を最終日(決勝戦)に味わえてよかった。

(2)後半生の不幸は、生への執着を薄めるために必要なもの。
 幸せばかりが続いたら、この世に執着して、死にきれない。

(3)それはダメなことではなく、よくあることです。
 嫌なことが起きたときは、「イヤだ、イヤだ」と言わずに「よくあること」を連発しましょう。

(4)方向性を持ってしまったら、人生の良さが生きてこない。
 方向性を見失ったところに、予想だにしないステージが待ち受けていることも。寄り道したり、反対に向かったり、停滞したり…。そういうのがないと、人生が味けなくなりますよ。

(5)成長とは、多様性を吸収し、受け入れる器が広がること。
 「魂を磨く」とか「人間的に成長する」とか「人格の向上」って言葉、よく聞くけど、何が成長で何が退行かは、あまり説明されない。
 「許容範囲が広がり、自由度が高まり、機嫌のいい時間が増えること」。これらが、現時点の私の「成長の定義」としておきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?