POSIWILL CAREER 6回目面談振り返り

ポジウィルキャリア6回目の面談を振り返ります。
今回は転職軸の整理と、転職活動の手ほどきをして頂きました。

始めは転職軸の整理です。
今回の転職で叶えたいことを言語化し、企業や職種を選ぶ基準を確認しました。
転職活動をしていると、つい仕事のことだけに目を向けてしまいがちですが、人生というキャリアにおいて、仕事は一部分に過ぎません。
サニー・ハンセンによるとキャリアには4つのLがあるそうです。
4つのLとは、Labor(労働)Love(愛)Learning(学習)Leisure(余暇)のことです。

これら4つのバランスをどうしたいか、年齢と共にどう変化させたいかを考えることで、納得感の高い人生にできるということです。
僕はどうしても目の前の転職だけが気になってしまい、人生全体という視点が欠けていましたので、今回のトレーニングは良い経験になりました。

あらためて、言語化した自分の転職の軸は以下の通りです。
・情報系の職種に就くこと。
・プライベートを確保すること。
・仕事に対する熱意のある人と働くこと。
・裁量があり、仕事を工夫して改善できること。
・リモートで自宅から働けること。

ただ、転職の軸を100%満たすことは不可能なので、優先度に応じてある程度受け入れる必要があります。
軸にも優先度があるということですが、ここでトレーナーの杉山さんから、この中では情報系の職種に就くことが重要とアドバイスして頂きました。
僕は児童養護施設の支援員や教職など、様々な職種を転々としています。
今回も教職から情報職という異業種への転職になるわけですが、今後は情報系の職に絞ってキャリアを構築したいと考えています。
つまり今回の転職は、今後のキャリアの土台を固める意味合いが強いということです。
ですので、他の要素はある程度妥協したとしても、情報系の職に就くことだけは妥協すべきではありません。
また、キャリアは徐々にステップアップさせていくものなので、今回の転職で理想を全て叶えようとするのは現実的ではありません。
土台を固めることを最優先に考え、職務経験を積むために割り切って転職活動をする面もあるということです。
また将来的に望むキャリアのアピールは控え目にして、相手が求めている人物像に合わせて自分をアピールすると、スムーズな転職につながるということでした。
人事担当の方も組織に属し、ノルマを課せられる立場にあるため、募集に合わない希望を持つ人は採用しにくいわけです。

次に、転職活動のノウハウを教わりました。
転職で重要なのは一貫性とのことです。
ポイントは3つで、
・退職理由
・現在の転職の軸
・今後のキャリアの方向性
です。
面接では上記3点の質問を通して、矛盾がないか確認されるということでした。
また面接にはお作法があり、その場に相応しい言葉に変換して話す必要があります。
例えば退職理由を質問された時は、ネガティブな要素にはあまり触れず、現職ではどうしても叶わない希望を叶えるために転職を選んだ、と説明するのがベターということです。
僕の場合では、教職は学習指導要領に沿った指導を毎年繰り返すため、新しい技術を次々と学び続けたいという希望が叶いにくく、そのため民間の現場を志望した、といった説明になります。
また上記のように、今後の希望を話すことで、転職の軸や方向性も一緒にアピールできます。
相手が聞きたいことを予想し、気を利かせて話すと印象が良いのは面接も日常も変わりません。

また、面接でアピールするポイントについても教えて頂きました。
面接では「御社に貢献できる」というメッセージを伝えることが最終目標になるそうです。
しかし抽象度が高いため、「私には能力がある」「私は御社に合っている」という2つのメッセージを、さらに細かい根拠とともに伝えることで、人事担当の方にアピールするそうです。
これは「ロジカル面接術」という書籍で紹介されている考え方です。

非常に効果の高い手法と感じましたので、今後のワークや面談を通して訓練して、身に付けていきたいと思います。

今後はいよいよ、本格的な転職活動に進みます。
まず今週前半には職務経歴書等、必要書類を完成させます。
職務経歴書の作成に関して不安があったのですが、杉山さん曰く、経歴とスキルが整理されていれば十分で、出来栄えとしては80点で良いということでした。
仮に時間を掛けて80点を90点や95点に仕上げたところで、採用には大きな影響はないそうです。
これを聞いて少し安心しました。
そして、来週末の面談では面接練習などに着手する見込みです。
これから理想のキャリアを築く第一歩を踏み出すと思うとワクワクします。
これまで色々ありましたが、今、自分の人生を好転させるために活動できていることが、自分を支えるモチベーションになっていることに気付きました。

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