見出し画像

海外旅行 30代・ベトナム旅行前の情報収集方法、リスクとお金の考え方

楽しかったベトナム旅行ですが、久しぶりの海外旅行に行くことを決めてから準備に時間がかかりました。

いざ旅行のプランニングを進めていく中で、かなり緊張しながら旅行を組み立てました。
コロナで事情も変わっているかもしれない、この数年でその国の性質も変わっているかもしれない、ビザはどうなのか、とかなり警戒心を高くプランニングしたのでまとめたいと思います。

警戒心高めにプランニング

久しぶりの海外旅行ということもあり、かなりお金の使い所はコロナ前とは変わりました。
バックパックを背負った大学生の頃の旅行スタイルももちろん楽しかったです。
運よく大きなトラブルに見舞われたことはありませんでしたが、30代になった今、安全への課金具合・旅行にいく気力体力・リスク許容度も変わったと思いました。

⒈ 安全と時間に課金する

日本とは勝手が違う海外旅行。
時間に限りがあるのとトラブルや失敗はなるべく避けたかったので課金はしました。
頻繁にいけるわけではない友達とのご褒美旅行だし、トラブルに自分で果敢に対応できる力もないと自分を過信しないようにしました。
もちろん海外旅行保険もチェック。ベトナムはクレジットカード付帯の海外旅行保険のおかげで、破損したスーツケースを修理できました。


 LCCを使わない

年末年始の限られた時間の旅行のため、遅延とキャンセルを恐れました。
お土産もいっぱい買いたいし、買い物をしながら荷物サイズを考えたくなかったので、ベトナム国内の移動もベトナム航空にしました。
もちろんLCCにもいいところはたくさんあるので、今回の自分の旅行スタイルがどうなのか・どこまでリスクを許容できるかが重要だと思います。

 ホテルにこだわる

毎日、12時間以上過ごす場所だしホテルでは安心したい。慣れない環境だと楽しくても疲れが出てくるので可能な限り、疲れを翌日に持ち込まないようにしたいところ。
もしも疲れがでた時にホテルで過ごす時間も素敵になるようにしっかり選びたい。

しっかり疲れも取りたいのでバスタブが欲しい。
くつろぐためのバルコニーも欲しい。
繁華街からの距離感もいい感じのところがいい。

…と自分の中で条件をつけて選んでいきました。
物価の高い国では条件も変わってくるでしょうが、ベトナムは日本よりもホテルは安かったので、贅沢に選べました。

 30代、自分の胃袋を過信しない
食べなれない異国の料理も堪能したい気持ちもありますが、屋台でナマモノは食べない、苦手なものに無理に挑戦しないなど自分の中で線引きをしています。

揚げ物・味が濃いものなどモリモリ美味しいのはわかっているのですが、胃袋がね…
太田胃酸は必須です。

課金の結果、アジアだから安い〜という旅行にはならなかったですが、運よく体調を崩すこともなく、飛行機の遅延やキャンセルもなく時間通りに移動できたし、ホテルも現地の空気感を感じつつ安心して過ごせたので大満足でした。

大学生の時と比べて予算が上がっているのはもちろんですが、大学生の自分が読むとびっくりするくらいお金のかけ方が変わりました。
きっと昔の自分なら、予算は上がってもその分買い物の費用や遊びにガンガン使っていたと思います。

そのほかの意識したところです。

⒉ 予定は詰め込みすぎない

色々行きたい気持ちはありますが、体力もないのでね…。
少し離れた観光地には移動が楽ちんな現地ツアーも使いました。解説がある方が楽しい。

あれもこれも、とせずに朝はホテルでゆっくり過ごす、1日の中で絶対これは外せない!というポイントを多く作りすぎない。
また来ればいいや、という気持ちを持つ。


⒊ 予約は公式サイトから

ベトナムまでの移動はANA(マイル使用)、国内移動で使ったのはベトナム航空です。
スカイキャスナーなど代理サイトではなくて航空会社の公式サイトから直接予約をしました。(コロナ禍でよく耳にしたトラブル対応面などを考慮)

絶対に替が効かないホーチミンのホテル、マジェスティックサイゴンは直接HPから予約にしました。
そのほかのホテルはbooking.comから予約しました。
今までbooking.comでトラブルになったことはないですが、一時期支払い遅延の問題などがニュースになっていたので一応警戒はしていました。杞憂で終わってよかったです。


⒋ 一次情報をチェックする

ビザの情報やコロナ対応など国によって変わるものは、大使館が出している一次情報を見るようにしていました。
ガイドブックにも掲載されていますが、あくまでその本が出版された時の情報。
入国に関わるものは一次情報を自分であたります。SNSの情報も必ずしも正解ではないので自分で調べることが大切です。もしも間違っていた時に誰かを恨まずに済む。

ベトナムの場合、航空券を取った3月以降の7月にビザ要件の変更がありました。

時間が限られた海外旅行なので、警戒心はいくら高くてもいいと思います。

スリリングな経験談もうまいこといけた人のお話も生存バイアスです。できるだけトラブルを避けるように課金をすることは間違っていないはず。
それでも出会したトラブルならば、もう次に活かしていつか笑えるようになるしかない。
ぼったくりだったね〜!お腹壊したね〜!と笑って済ませるくらいでありたい。全て次があればこそ。

安全に対する価値観、金銭感覚のすり合わせは必須

安全に対する課金(航空券やホテルなど)は人によって価値観や金銭感覚が違うので、一緒に行く人も同じ感覚の人だと旅行のプランニングはスムーズだと思います。

近くで遊ぶのがとっても気が合うとしても、旅行となるとまた違うということも。
30歳ともなるとお互いの家庭環境や働きかたによって金銭感覚や価値観の違いも出てきます。
ホテル代は抑えたい人も現地のローカルの空気に触れたい人もみんな大正解なので、自分がどんなふうに過ごしたいか、どんな旅行にしたいか、素直なすり合わせが必須です。

参考にした本がこちら

SNSで情報取り放題な世の中ですが、
情報が多すぎてうまく処理できないため、私は旅行本から情報を得るようにしています。

写真多めでわくわくする『Vietnam guide 24H』

各都市の特徴やメインスポットや国の雰囲気を知る最初の情報収集に重宝しています。
各都市での24Hの過ごし方が朝、お昼、夜、深夜 といろんな時間帯でのおすすめが掲載されていて分かりやすいです。

旅行日程を決める前の各都市でメインでやりたいことをぼんやり考えて、国内日程の割り振り(今回ならダナン1泊ホイアン2泊ホーチミン2泊)をするときに重宝しました。

一番頼りにしている『地球の歩き方』

文字情報が多くて、写真メインのガイドブックでは落とされがちな細かい名所の案内も載っています。写真が過剰に加工されていないのもいいところだと思います!
ベトナムの歴史もガッツリと紹介されているので一読の価値があります。歴史を知った上で行くとやっぱり解像度があがります。

ガイドブックやSNSで綺麗な写真を見るのもわくわくして楽しいのですが、優しい桃色が鮮やかなピンクになっていたり、海が素敵なターコイズになっていたり、夜のライトアップがより幻想的になっていたり…。

一枚の画像だともちろん綺麗なのですが、その景色を楽しみに行くと写真でみたものが先入観があったために「あ、あれ?綺麗だけど…あれ?」と実物とのギャップを感じてがっかりしてしまったことがあったので写真より文字情報から妄想をするようにしています。
(観光地は全く悪くなくて、私が勝手にがっかりしただけなのさ)

個人ブログを参考に

SNSはあまり見ないのですが、個人の旅行ブログを読んでいます。
同じ時期に行っている人のブログを読んで天気や気温、服装の参考にしています。

個人の旅行ブログ大好きなんですよね。
自分の日記代わりに書いている方が多いからか着飾っていない本音でポロッと書かれているので面白いです。noteもそういう方が多くて参考にさせていただきました。
機内食や空港についてすぐの空気感、移動中のこと、ご飯のこと。
やたらと建築物に詳しい人の独自の考察に出会えたり、知らなかったその土地の名産品を買い求めていたり。
最近はまとめサイトが上の方に出てきてしまうようになりましたが、こういう個人ブログはなくならないでほしいな〜!と、応援ボタンを押しています。

今回は運よくトラブルもなく楽しく終わったベトナム旅行でした。
めーーーーーーーっちゃ楽しかったです。
初日の出フライトは本当に良かった。
価値観も休みも合う友達は本当に貴重なので感謝感謝です。

誰かの参考になると幸いです。

この記事が参加している募集

旅の準備

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?