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ベトナム旅行#4 ツアーの続きホイアン 憧れの夜景とお蚕さん

こんにちは。
2023/12/31 - 2024/1/6
年末年始のダナンとホーチミンを巡りの続きです。

一期一会のツアー

今回のツアーに参加していたのは、
社会人になった息子と一緒に旅行をする建築家の親子3人(傘を貸してくださった)、
タイに駐在していた還暦過ぎの仲良し夫婦、
私たちの7人でした。

ツアーに参加をする面々を見るだけで、いろんな人生があって面白いなあ、とつくづく感じます。
大人になった息子と家族で旅行も素敵だし、
長年連れ添った夫婦で旅行も素敵!

絶対に普段交わることがない人たちと
束の間を一緒に過ごすこともツアーの醍醐味だと思います。

ツアーのご夫人にこれがグァバだと
教えていただいた。
出汁入り塩みたいなのをつけたけれど
 ? な味だった。

世界遺産ホイアンへ


街全体が世界遺産。
今回の年始旅行で一番の楽しみだった街、
ホイアンです。

レストランでベトナム料理を食す
ホイアン三大美食を食べる
揚げワンタン美味しかった☺️
入り口に目がついている建物は
昔からある伝統様式の建物だそうです。

そして街歩き。
ガイドさんと一緒に歩きながら建築物の特徴やホイアンの街の成り立ちを教えてもらいました。
修理中の日本橋を超えて川沿いに出たときに思わず美しさに声が出ました。

ここがホイアン、見事なり

そんなホイアンの街を歩く前に見たいのが、
ホイアンの街づくりの基礎とも言えるシルク工場です。

シルク工事のお蚕ちゃん

シルク工場見学で、シルクが出来上がるまでの工程を見せてくれました。

シルクは好きなのに初めてみるお蚕さん。
よぎるのら金子みすゞの詩。
私は不思議でたまらない。

初めて見たお蚕ちゃんは本当に青々とした桑の葉を食べているのに体は真っ白でした。一生懸命葉っぱを食べていて可愛かったです。
モグモグモグモグ

シルク大好きだけど、
初めて見ましたお蚕ちゃん
※苦手な人ごめんなさい
繭床

黄色の繭と白い繭がありましたが、お蚕ちゃんの個体によっては黄色い繭を作る子もいるようです。
幼虫の時には区別できないらしく、繭になって初めて黄色い子と白い子を見分けられるそうです。
幼虫はみんな白いのに不思議〜!

 わたしはふしぎでたまらない
 青いくわの葉たべている
 かいこが白くなることが

金子みすゞ 不思議

黄色くなるのも不思議だなあ。

紡がれ糸になり、布になり
縫製部隊
服のオーダーも可能
そうして作られるシルクのランタン

ランタンの素材がシルクということも知らなかったので、こだわりにびっくり。

日本でもかつては富岡製糸場などで栄華を誇っていたにも関わらず、時代の変化とともに消えつつある養蚕業…。
ホイアンではきちんと街の観光産業として成り立っていて素敵でした。

元々のランタン祭りは死者を弔う毎月の行事だったそうです。それをブランディング化してここまで世界的に有名な都市にしたというのは、地域おこし大成功というべきでしょう!


たくさんのお蚕ちゃんと人の手によって作られたランタンが彩るホイアンの街。

とっても綺麗でした。

ドラゴン年🐲

新世界と呼ばれるナイトマーケット側は人が多く、クラブミュージックも流れていてちょっと苦手でした。スリを心配して自然と鞄を持つ手に力が入りました。

ナイトマーケット
キラキラおもちゃ

ホイアンの街を歩いた後は、灯籠流しでお願い事をしました。

ツアー参加者の建築家のパパさんの灯籠はなかなか流れず、なぜか岸に戻ってきてしまうのでパパさんが棒でつんつん押して流れていくようにしていました。
「願いが壮大すぎるんですね」とママさんとお話ししていると、「いつまでも手がかかる灯籠…お前のことだよ!!」と息子に言っていて、なんだかとても感動しました。親心…。

いつまでも手のかかる息子と家族で旅行をできるって本当に素敵だなと…。

息子よ、親の膝は思ってるより10年くらい早くガタが来るぞ。今のうちにたくさん遠くに、どこにでもいくんだぞ〜 と先輩風を吹かせたくなりました。

届け届け 遠くまで

そんなこんなで美しい世界遺産の街を巡り、
私たちはホイアンに宿泊予定だったのでそこでツアーからお別れをしました。

もう2度と出会うことがない人たち、
どうか良い人生を。

ホイアンの街に囚われた私たちのIF

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