「あるひ あるとき」 【562/1000＊絵本】
「あるときー！」と関西人のわたしはつい呟いてしまった。タイトルが気になったので選んだ絵本。珍しく雨が降り続いていて、3日目の今日もまだしとしとと降っています。ここまで雨が降るのはめずらしい。
さて、絵本は、最初の方は女の子とこけしのかわいいおままごとのお話かなーと思っていたら、そこからおばあちゃんの戦争中の中国の大連でのお話に展開して、かなり深い。
戦後になってもすぐには帰国できなくて、約二年間の間の苦しい生活。売れるものは生活のためになんでも売るのだけど、売れないものはマイナス10度にも達する冬を乗り越えるために、ストーブの燃料として燃やす。遊びにどこでも連れて行ったこけし、帰国が決まった時は連れて帰れないよと両親に言われ、最後は燃やすことに。
戦争を生き抜くためには本当に何もかもが犠牲になっていくんだなーと改めて。
そうそう、話は変わるけど、昨日からこのたっくん動画にハマっちゃいました。いろいろハシゴして見ちゅう。めちゃくちゃ可愛い。
【絵本のキーワード】
こけし 人形あそび 戦争中 悲しい
「あるひ あるとき」
あまんきみこ (著), ささめやゆき (イラスト)
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