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一筆書きのような流れる線と言葉。「ちょうちょうなんなん」 【102/1000*絵本】

思いっきり関西弁やなと思い選んだ絵本。

「ちょうちょうなんなん」井上奈奈(著)

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【内容】
ちょうちょうがはばたいたら、くまが目をさまし、驚いてかえるが川にとびこみ、食事の邪魔をされた魚は逃げだし、釣りをしていた少年はあきらめて帰り、少年に出くわした子うまは木にぶつかり……。小さな動きが、だんだん大きな出来事を引き起こしていく、「バタフライ効果」から、蝶の一生のうち一番幸せな一日を描いた絵本。ページはすべてひとつながりになっていて、文章は蝶の飛翔の軌跡に載せている絵巻物のような絵本。

【感想】
イラストは黄色とピンクと水色とグレーの4色。クレヨンの上に絵の具で描いたようなかすれがある。

全ページ、ちょうちょの飛んでいる軌跡のような線があり、全部つながっている。ピンクの一筆書きのような曲線の上に、まるで歌詞のように文字が配置。線に合わせて文字がぐるーっと輪になるところもあり。内容によると、ちょうちょうの一生なんだとか。

タイトルの文字も見てもらうとわかりますが流れがありますね。そしてタイトルからして関西弁だなと思ったら、やはり作者は関西人でした。

ちなみに「なんなん」は、「なんでなん?」と解釈するほうが多い気がしたのですか、わたしだけだろうか。

【絵本のキーワード】
ちょうちょう 幸せな1日 軌跡 流れるイメージ

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関西人には「ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」と、チャウチャウを連呼するやりとりがあります。もちろん文字で見ても全部やりとりは解読できるし、イントネーションもわかります。探してみると漫画にしてあったので、関西人じゃない方にはコチラが理解しやすいと。

最近ちゃうちゃうを連呼するCMが関西でよく流れてます。検索して探そうと思ったら、歌は浮かびましたが肝心の施設名がすぐに浮かばず。。。ちゃうちゃうを入れ見つけました。

おしゃれな施設なのに、関西弁丸出し。

白浜は関西にいても意外と遠い。。。

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