「ゴロゴロドーン かみなりさまおっこちた」 【355/1000*絵本】
今の子どもたちも「かみなりさんにおへそをとられる」とか言われたりしてるんでしょうか。
ググると最近の天気予報のサイトにも掲載されているので、今でも伝えられているよう。
今回の絵本は、怖いかみなりというより、ドジなかみなりさんのお話。ある日、うみの家を営んでいるおばあさんの近くに、かみなりの親子が落ちて助けられる。かみなりのお父さんが骨折したために、次のかみなりの日のお手伝いをおばあさんがすることに。
雨はおおきなやかんやじょうろに入れたお水、音はたいこやお鍋、光は懐中電灯みたいに、雷になるための代用品がユーモアたっぷりでかわいい。
おばあさんが雷を手伝ったり、反対にかみなりの親子は海の家を手伝ったりするので、相手を思いやり、やさしさを感じられる絵本です。
今度の雷が鳴る時には、今回の絵本を思い出しそう。
【絵本のキーワード】
かみなり 親子 ドジ ユーモア
「ゴロゴロドーン かみなりさまおっこちた」
正岡 慧子 (著), ひだ きょうこ (イラスト)
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