「おにいちゃんとぼく」 【473/1000*絵本】
今回の絵本は、最初友達との遊びかたと、おうちの違いについて書いてあったので、ん?性格の違い、片付けの話なのかなーと思いながら読んでた。ひとりっ子の友達のうちは、おもちゃを床に置いて遊んでもオッケー。でもぼくのところは、全部所定の位置に片付けないといけない。モノを置いておくことを許さない。
そしてお兄ちゃんとの関わり方へどんどんと話が進むのだけど、ぼくが許されているのはベッドの上だけ。あとはお兄ちゃんは、記憶が良くて、好きなモノを買ってもらえてのような兄弟間の格差みたいなことに突入していく。
最後の本を読む特徴になって、暗がりでも読めるということで、ようやく謎が解けました。そう、お兄ちゃんは目が見えない。なので、感覚が鋭く、床にモノがあってはつまづいたり怪我をしてしまう。
そんな兄弟愛について描かれている絵本だったんだなー。
絵は、ボールペンと少しフェルトペンでラフで描いてある感じ。落書きのような描き方だけど、わりと可愛い。
【絵本のキーワード】
兄弟の違い 兄弟愛
「おにいちゃんとぼく」
フアン・カミーロ マヨルガ (イラスト), ローレンス シメル (著), 宇野 和美 (翻訳)
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