「おなじ月をみて」 【466/1000*絵本】
この前、月を眺めたのは満月の時だったなー。それ以来はずっと見ていない。というのも、お風呂も早く入るので、部屋から出ていくことが少ないせいだ。たまには月も眺めないとな。
今回の絵本は、家の中から外を眺めている男の子のお話。眺めていると、ライオンやぞうや鶴などが家の中に入ってくる。どれも怪我をしていてやさしく手当てをしてあげる男の子。
最後に帰ってきたのは、車に乗ってきたパパ。実は戦争から帰ってきたことがわかる。
それまでの動物たちの怪我も、パパの戦争に出かけていたという暗示だったのかもしれない。
パパも男の子も同じ月を眺めていて、お互いを想っていたというお話。
そういうと、先週の朝ドラ「エール」はグッときましたね。戦争の悲惨さをわりと赤裸々に描いていて、最初の歌もなかったり「エール」の大文字が白抜きだったりと、ストーリーを邪魔しない工夫もしていました。
月は物悲しい象徴でもあるんだろうな。
【絵本のキーワード】
月 男の子 怪我 手当て 思いやり 戦争
「おなじ月をみて」ジミー リャオ (著), 天野 健太郎 (翻訳)
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