「猫とねずみのともぐらし」 【566/1000*絵本】
本も読んだことないし、音楽も聴いたことないんだけど、町田 康さんが著者ということで借りた絵本。
お話はめちゃくちゃ面白かったです。猫とねずみが一緒に暮らしているんだけど、冬のためにとためていたおいしい油を猫が食べてしまったのです。そこから大変。猫とねずみは、食べものを探しに行くのに、王子様や王女様に恵んでもらおうとしても、忙しいと振られる。なんならマリアさんにも振られる。もうやりとりもめちゃくちゃおもしろいです。むっちゃ低姿勢で、慈悲深いひとと思われるひとに褒め言葉でお願いするのに、あっさりと断られるのだもの。
そして、最後は魔女に出会って、王子と王女になるための魔法をかけてもらう。けど、新米魔女で失敗され、ねずみと猫が逆になってしまう。猫がねずみを追っかけるのはという謎解きにもなってるお話。
ストーリーが本当に楽しいなと思ったお話だった。
そして、クレジットを見ると、なんと「フェリシモ」が出している絵本。調べてみるとめっちゃ出してた。
ちなみにフェリシモは、2021年秋にチョコレートミュージアムができます。パッケージを募集中なので、参加してみるといいかも。
オープンするの楽しみです。
【絵本のキーワード】
町田康 おもしろい 猫 ねずみ フェリシモ絵本
「猫とねずみのともぐらし」町田 康 (著), 寺門 孝之 (イラスト)
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