ひとつぼし 【46/1000＊絵本】

かわいいくまちゃんたちの絵本。

「ひとつぼし」菊田 まりこ（著）

【内容】
子どもにとって得意なものや、好きなもの、性格など個性はさまざま。どの子もキラリと光るひとつ星を誰でも持っています。まだ自分が持っているひとつ星に気が付いていない子もいるかもしれないけど、いつかきっとその星が光る時がくるはず。

【感想】
それぞれには個性という星を持っているんだよという「世界に一つだけの花」的なことの教えなのかなと思って読み進めていた。そしたら、実は能力とか個性とかわかりやすいものだけでなく、各人の心の奥底にある「やさしさ」もあるんだよと気づかされる絵本。

やさしさは決して目立たなくても、周りのひとを包み込み、円滑にしていくコミュニケーション能力。

大人になった時に、それぞれの個性を信じて伸ばしてあげるといいなと思える教育的にもわかりやすい絵本でした。

【絵本のキーワード】
個性　星　やさしさ　教え　悟り　尊重

ひとつぼし