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「こねこのハリー」 【618/1000*絵本】

毎週絵本を7、8冊借りると、めちゃくちゃ重いので、小さな絵本をいくつか入れようと思って選んでしまいます。今回もその中の1冊。どのくらい小さいかというと、ハガキサイズいう感じ。この1冊があるかないかで、重さが全然違う。そんな不純な動機で借りてくるけど、これまた絵本との出会い。

小さいポケット絵本なので、話も絵もコンパクト。余白がたっぷりで、落書きみたくちょこっと描いてあるのが特徴です。

子猫が、お母さん猫とでかけて、お母さんが雑談をしている間に、屋根の高いお家に上ってしまう。上ったのはいいけど、降り方がわからない。消防車が出動して助けてもらうと、消防士さんにずっとありがとうと手を振っていると、お母さんから投げキッスしてみたらと言われる。けど恥ずかしくってできない。お母さんがみていないところでやっとするというほんわかしたお話。

子どもって、いつもはやっていても、他人にやってみたらと言われると恥ずかしくなってできないってあるあるですね。例えば歌を歌うとか、ダンスをするとか。

そんなことを思い出した日常のひとコマが描かれているような絵本。

【絵本のキーワード】
子猫 恥ずかしがり屋 日常のひとコマ

「こねこのハリー」メアリー・チャルマーズ (著), おびか ゆうこ (翻訳)



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