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「しんせつなともだち」 【203/1000*絵本】

我が家でもこじんまりと消費する分だけの野菜を作っている。なので、野菜の高騰とかはあんまり敏感でないし、よく地域イベントなどで直売野菜を安く売ってるよー的なのにもあまり興味を示さない。うちの近所も野菜を作っているところはあるけれど、大量に野菜を作ってるというところはないので、お裾分け的なのはたまーにしかない。それでも市内の少し離れたところでは「これこれ貰ったー」的な投稿を見かけることはある。

今回の絵本は、冬の間にたまたま見つけた食べ物を「お友達の◯◯さんがお腹を空かせてるかもしれない」と持っていく。だけど、持って行った先は留守で置いて帰ると、帰ってきた動物は、次の友達に持っていくという数珠つなぎ的思いやり。

「誰かのために」って想像し、行動するのは、とても素敵。親切をどこまですればいいかっていう判断は難しいけれど、おせっかいにならない程度のことならどんどん実行したい。

うさぎさんからスタートした思いやりは、結果、うさぎさんところに戻ってくる。なんだか「情けは人のためならず」を思い出しました。

【絵本のキーワード】
うさぎ 動物 お裾分け 思いやり 数珠つなぎ

「しんせつなともだち」
方 軼羣 (著), 村山 知義 (イラスト), 君島 久子 (翻訳)


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