2023年J2てきとー戦力プレビュー#8~V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、大分トリニータ編~
こんにちは。キリーです。今回は九州に本拠地を置くV・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、大分トリニータを「てきとー」にプレビューしていきます。
今年のプレビューは最後になりましたが「てきとー」に行っています。昨シーズンから誰が移籍したのか、穴埋めはできているのかといった点が主となります。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーション変わるかもね程度までなのであしからず。それでは始めます。
V・ファーレン長崎~2022年成績、移籍状況~
成績:J2リーグ11位 勝点56 15勝11分16敗 50得点54失点 得失点差 -4
大いなる期待と共にスタートいた2022シーズン。しかし勝ったり負けたりを繰り返しなかなか波に乗れません。期待した結果とは程遠いため、松田監督からカリーレ監督への交代を決断します。すると夏場に復調。11戦負け無しを記録し昇格争いについていけるかと思われました。ここから勢いに陰りが出てしまい、30節以降は2勝のみ。好不調の波が大きいシーズンになってしまいました。
11戦負け無しとハマれば強いカリーレ体制を信じ続投。しかし残念ながら若手で芽が出始めた植中選手や江川選手はJ1に引き抜き。さらに守備的ポジションを複数こなす二見選手と村松選手も退団となりました。はたして今期こそJ1復帰をなせる補強はできたのでしょうか。
V・ファーレン長崎~2023年予想フォーメーション~
GKに波多野選手、CBに岡野選手とヴァウド選手が加わり、守備時の高さ不足といわれていた昨季の弱点を補うことに成功しました。また今津選手も加わりSBの層は左右どちらも余裕があるのは朗報でしょう。
また最前線にはフアンマ選手が復帰。昨季から続く豪華な前線に迫力が加わりました。またドリブラーの増山選手、テクニック豊富な名倉選手も加わりパワー全開気味のSHに新たなる色がでるのは驚異です。
昨年のこともあるので過度な期待は厳禁ですが、タレントが揃いハマったときの強さが常に再現できれば昇格は近づくでしょう。
ロアッソ熊本~2022年成績、移籍状況~
成績:J2リーグ4位 勝点67 18勝13分11敗 58得点48失点 得失点差 +10
2021シーズンJ3王者として挑んだ昨季。序盤は久しぶりのJ2ということもあってか、やや勝ちきれない試合も多い中着実に勝ち点を積み上げます。中盤戦も負けを少なくすることに成功し3連勝も記録。終盤戦もこの勢いを持続させ4位で昇格POに進出。大分、山形という難敵を退け京都との入れ替え戦に挑むものの引き分けに終わりJ1初昇格は出来ませんでした。
ダークホースの活躍を見せたJ2クラブの定めか、昨年の主力はほとんどが移籍してしまいました。はたして引き続き上位にいられるだけの補強はできたのでしょうか。
ロアッソ熊本~2023年予想フォーメーション~
昨季の躍進は大卒選手を丁寧に育てたから。その方針の下、大木体制4年目も大卒選手の加入が多いです。
DFの主力が2人抜けたのは大きいですが岡崎選手が加わり穴を出来る限り小さくしました。
中盤には幅広いポジションをこなせる島村選手に大西選手、大本選手が加わり頻繁なポジション変更がある大木体制では重宝されるでしょう。
FWには昨季鳥取でゴールを量産した石川選手が加入し新たな得点源として期待されます。全体的に主力が多く流出したので再びチームを作り直す状態でのスタートでしょう。しかし昨季の経験がある選手は多くいるので、早く骨格が出来ると良いでしょう。
大分トリニータ~2022年成績、移籍状況~
成績:J2リーグ5位 勝点66 17勝15分10敗 62得点52失点 得失点差 +10
徳島と同様に、ルヴァン杯と並行した過密日程で序盤戦は苦しみます。しかしルヴァン杯は解放されると一気にリーグ戦は上昇モード。最大連勝数は3ながらも10戦負け無しと8戦負け無しを記録し一気にPO圏内へ。引き分けの多さと最終盤での連敗で5位でのフィニッシュ。熊本と対戦した昇格POは後1点に泣き敗退。J1復帰は達成できませんでした。
下平監督は続投。しかし呉屋選手や三竿選手、井上選手に下田選手と攻守の鍵となる選手が移籍してしまいました。はたして今年こそJ1復帰を遂げる補強ができたのでしょうか。
大分トリニータ~2023予想フォーメーション~
下平監督は3バックにはこだわらないという趣旨の発言をどこかで見た気がします。間違ってたらごめんなさい。しかし昨季のフォーメーションのままだとやや歪な講師なので少々のマイナーチェンジはあるかもしれません。
このnoteをある程度書き上げた段階でテイシェイラ選手の加入が発表されました。(投稿ボタン押すだけにしたのに…。)キックが非常に丁寧らしく高木選手もウカウカしていられない強力なライバルとなるでしょう。
守備的ポジションでの補強の目玉はデルラン選手。高さもあり左利き(?)のため大分にマッチしているように思えます。Jリーグになれさえしてしまえば力強い壁となるでしょう。また安藤選手は得点力もあるためセットプレーの期待が高まります。
ボランチには池田選手が加入。手薄な選手層となっているボランチに良い選手が来ました。また茂選手も加入しました。シャドー予想していますがWGもできるのでこちらもやや手薄なところに良い補強ができました。
大分もチーム基盤がしっかりしているため少々の補強で良いのでしょう。スペシャルな選手が抜けてしまったので、今いる選手のさらなる奮起が鍵となるでしょう。
まとめ
弱点を的確に埋めてきた長崎、新たなるチーム骨格を作る熊本、明確な基盤にマイナーチェンジを施した大分とどのチームも厄介な印象がぬぐえません。ここ数年大分には苦しめられているので、大分に対する苦手意識を改善し、長崎と熊本には去年同様しっかり勝利して(3勝1敗)ベガルタの昇格の糧になってもらいましょう。
以上、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、大分トリニータのてきとー戦力プレビューでした。今年もてきとー戦力プレビューを完走することが出来ました。
完走した感想ですが、やっぱり中部でまとめたのはやりすぎたなと思いました。3、4チームが適正ラインだと判明したのが良かったです。後は地域ごとにまとめたわりに時間がかかってしましました。ちょっと他にたてこんでいたこともありますが、基本土日にしか更新できなかったのは反省です。結果的に開幕までの良い時期に終わったので良いとしましょう。
さて次回はおまちかね「キリーの順位予想」です。お楽しみに。
2023てきとー戦力プレビュー
#1 ベガルタ仙台編
#2 ブラウブリッツ秋田、モンテディオ山形、いわきFC編
#3 水戸ホーリーホック、栃木SC、ザスパクサツ群馬編
#4 大宮アルディージャ、ジェフユナイテッド千葉、東京ヴェルディ編
#5 FC町田ゼルビア編
#6 ヴァンフォーレ甲府、ツエーゲン金沢、清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC編
#7 ファジアーノ岡山、レノファ山口FC、徳島ヴォルティス編
参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2022 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集
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