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ディケンジング・ロンドン|TOUR DAY 2

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 未完の『エドウィン・ドルードの謎』では、クロイスタラムからロンドンへ向かった兄妹の消息は分からずじまいでしたが、私たちは無事ロンドンへ戻ってきました。

 DAY2のツアーにご一緒して下さいました皆様に、心より深くお礼申し上げます。本日も多彩な場所を巡り、素敵な作品に出会いましたが、お気に入りの作品、小説や登場人物、場所がみつかりましたら、ぜひ「#ディケンジング・ロンドン」にてご感想をツイートして下さいませ。楽しみにお待ちしております。

 本展は、美術作品でディケンズの生きたヴィクトリア朝を巡る趣向の展覧会です。「オンライン・ツアー」「時間旅行」と銘打ち、お部屋にいながらヴィクトリア朝ロンドンを旅する気分を味わって頂けるよう、オリジナルのツアーマップや小説からの抜粋(新訳)、詳細な解説を掲載するなど工夫しています。

 更新はここnoteのみとなり、他での配信はございません。登録や参加費なども不要です。最新情報は霧とリボンツイッターにてご案内しています。
*霧とリボン 実店舗は休業中のためご入場頂くことはできません。

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​★ツアーガイド熊谷めぐみ様より

 ディケンズのロンドンをめぐるツアー、二日目が終了しました!
 昨日よりも深い霧と濃い闇が立ち込めるような、ダークで時にグロテスク、頽廃的な世紀末の香りが漂う、ディケンズ晩年の二つの作品『互いの友』と『エドウィン・ドルードの謎』の世界をめぐりました。

 『互いの友』の冒頭場面、夕闇せまるテムズ川から始まったツアーは、不思議な店が立ち並ぶ一角にある怪しげなヴィナスの店を訪ねた後、シティのモーティマーの事務所へ。様々な思惑がかけめぐる、ほの暗さのある『互いの友』のヴィクトリア朝ロンドンにも、人が人を思うひたむきな心はそこかしこに見られるようです。ツアー最後は、謎と疑惑に満ちた『エドウィン・ドルードの謎』の世界へ。大聖堂の町クロイスタラムには双子の兄妹が新たな風となって現れました。

 素敵な作品とともに、ディケンズ晩年の二作品の世界をまわった本日のツアー、楽しんでいただけましたでしょうか。
 明日もディケンズのロンドンを一緒に堪能しましょう!

TOUR DAY 2まとめ

​★DAY 2★
——互いの友《1》 ——
村松桂《Black sunset on Thames》

day2_地図_村松さま

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​★DAY 2★
——互いの友《2》 ——
川島朗《扉の向こう /  ヴィナスの店》

day2_地図_川島さま

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​★DAY 2★
——互いの友《3》 ——
鳥居椿《答えのない謎々》

day2_地図_鳥居さま

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★DAY 2★
——エドウィン・ドルードの謎 ——
梅原あずさ《ランドレス兄妹》

day2_地図_梅原さま

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 明日のDAY3はツアー前半の締めくくり。二つの小説、四人の多彩な作家作品と共に魅惑の場所を巡ります。
 皆様と霧深きロンドン観光をまたご一緒できますことを楽しみにしております。

★作品販売★
通販期間が当初の告知より変更になりました

12月7日(月)23時〜販売スタート

★オンライン・ショップにて5%OFFクーポンが利用できます★

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