♡1001・kill my dream♡〜おなかすいたままでいよっ〜

瀕死の夏を殺しに秋で生きるために大森靖子に会いに行こうと思った。
今年の私はなんだかずーっと幸せでふわふわしていて、自己形成における重要な足場がやっと完成した感じ、私の作りたかった私というお城は案外凡庸でつまらないアパートになってしまったけどでもそれが幸せだったり幸せじゃなかったりする。人生そんなもんかなみたいな。え、これが幸せ？みたいな。夢みたゆめゆめした世界なんて当然だけどどこにもなくってあーあれはスタジオだったんですねみたいな、欠けた足場を埋めるために使ったフレーズ、小説、映画、怒りもやるせなさも死にたみも、あらゆるキラキラを要するタイミングが明らかに減ってきた。今は酒タバコギャンブル、20歳を消費することに必死で安いエモを掻き集めて年相応を纏おうとしています。落差だけが人生の「それっぽさ」を「それ」にしてくれる。三軒茶屋に着くまであと30分。クソ鬱をどうにかしてよ、この曲。
エーーーーーンここから上全部嘘😭😭😭😭大森靖子は、最高…………………………………………(悦)まず女オタクがみんなみんなみんなかわいい‼‼‼‼‼あといい匂いする…。視界全部かわいくってピンクで最高だった…。
開幕ミッドナイト清純異性交遊はもうほんとにほんとにほんとに最高、ほんとにこれだけ聞けたらもうおつりが来ます。「今日はみんなのこと精一杯幸せにしにきました！」って叫んでくれたからこっちも「魅せてみろ‼️」の気持ちになりました(オタク宿儺)幸せになりにきたぞー！！の気持ちを作ってくれてありがとう…。
マジでマジで最高すぎて2曲目には号泣してた…聞けて嬉しかった曲をピックアップしたので語らせてください。

♡Re:Re:love
今回の1曲撮影はこれに使いました！イントロでビビっときたので……！オタクと大森靖子のコールアンドレスポンスがめちゃいい〜♡「僕より僕をひどいと知っていてよ｣を与えまくってる気でいるけどきっと私も自覚がない部分を酷いなって思われてるんだろうな、だって観察者じゃないし生きてるし。それが残酷で怖くてたまーに人が無理になるけど、そういうときは小説に逃げればいい。物語は誰も私を見ない。

♡void
voidmeとvoidLoveを叫べる幸せよ……私を空っぽにしてくれるものをいつも求めてる。空っぽって妥協でも逃げでも諦観でもなくて、私が空っぽになっちゃうくらいメロいことが起きてるってことだし。空っぽの愛でもそういう優しさがあるってもう知ってるよ。空しくなるだけだけどそれもvoidLoveから与えられたvoidmeってことなので、世界は空っぽ！でもそれもいーよね。

♡×〇×〇×〇ン
カレンちゃんかわいい……り子ちゃんかわいい……かわいいしかない……最前オタクが玉送りに駆り出されてるの見てて楽しかった！形容しがたい超歌手ーオタクの絆の形はメロン♡

♡イマジナリーフレンド
もう聴いてるだけで涙、ツウ……。り子ちゃんとのシンメみたいな振り付けが最高によかった。神聖不可侵で箱庭チックな青春は柔らかくて脆くてきっとあの子が突然切ってしまった髪みたいに優しいいい匂いがする。

♡オリオン座
自分の口で歌うことで改めて曲や歌詞の良さを実感出来る！行きに急いで聞いたくらい耳馴染みがない曲だったけど立派に号泣した。大森靖子はずっと生きることを歌ってくれる。「手癖で君を幸せにはしないさ」って歌詞、冒頭で彼女が言ってた「みんなを幸せにします」ってセリフとおんなじで、「大森靖子」という歌手の背骨や軸を知ることができた気がする。

♡SOSF.余命2年
曲調がすきです。「僕は僕の歌じゃなきゃ君に入国できない」って歌詞、こちらに向き合おうとしてくれる大森靖子の本気が感じられてとってもすき！得意の言葉遊びも散りばめられてて好き。聴くとやっぱいい曲だなー！って再確認できる。

大森靖子にはキルムという飼い猫がいるらしい。ツアー名「KILL MY DREAM」はこの子の名前の由来で、「私の夢を殺す」という意味。ひとえにこのツアー名に惹かれてフライング靖子をかましたわけだったんですが、説明を聞くまで絶望とか不穏とかそんな意味だと思ってた。
「大きな夢に向かうステップとしての小さい夢は一つの到達点になってしまうのだから早く殺さなきゃって思うんです。そうして小さな夢を一つ一つ潰さないと大きな夢にはたどり着けない」ってMCで彼女は言った。確かにツアー発表のツイートを見ると、「完膚なきまでに古い夢を殺してくれ音楽で もっと強固な祈りのために」って……。こうしてゆめゆめしいままハングリーに生きていくのが「大森靖子」の美学なんだろう。ひとりじゃたどり着けなかった真意を知って納得したしああこの人が表現者で本当によかったって思った。
生で見る大森靖子は毎度ながらすっごく細くて洗練されていて、彼女は個人としての生活をどこに捨象してきてしまったんだろうって思う。『ユリイカ』に大森靖子が特集されている回があって、最近そのインタビューを流し読みした。曰く、「超歌手・大森靖子」は本人にとっても作品で「「超歌手・大森靖子」≠大森靖子」である。「大森靖子」には独自の文脈が存在しており、求められているから色々なかわいいや色々な女の子の歌を歌う、らしい。個人を切り詰めた先にキラキラはある気がする。救う力も。彼女の生活に祝福がありますように。
そんなことを考えてたら締めのTokyoblackhole……！！！ここで来るか！！！ツアーファイナルの東京で！！！ほんとにほんとにほんとに最高！！！！！大森靖子はね、なかよしインターネットなんてしないし、実像になんてならないし、東京を歌わなれけばいけないの(オタクマキマ)
「人が生きてるってほらちゃんと綺麗だったよね｣の部分、彼女がファンのことを「きれいだよー！」って叫んでくれて……。靖子ちゃん。私好きか分かんない彼氏とえっちなことしてすごぅく気持ちよくって最低で最悪だった。軽口で好きって言えちゃう。最低かな。ダメダメだよねこの一瞬、積み重なって私になって、どんどんサイテーが私になっちゃうのかな。でもさ、大森靖子が愛してくれるこの人生すばらしくないわけなくない……？！ 昨日も今日も余裕で彼岸メンタリティだけど死んでなんかやらないしそうやって少女保ってるだけ、ずーっとドキドキできなきゃ今死んだ方がマシだし気高く飢えていたいなーっハングリー精神忘れないぞって思いました♡受け止めきれないエロもグロも全部自分で人生で、受け止めきれないってことはきっと自分が思ってるよりも私の人生スケールがデカいんだろうなでも、もーっと幸せになれるしもーっと人生を、人を、街の光を愛せる、愛してみせる、自分を好きになれる、もっと滅茶苦茶でみっともなくてダサくてどうしようもない人生を愛してみたいなって思った。
生きてる！って思ったら久々に心底お腹減った！！！！！チャーハン食べたい〜〜〜っ生きてるって幸せ！！！！