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★4「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」枡野俊明著

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私がこの本を読む目的

図太くなる為に何をしたら良いのか?

全体の感想

ことわざや禅の言葉を通して、世の中を生きやすくする為の考え方を学べる本です。
自分自身の考え方を見つめ直す為のきっかけになったり、対人関係で活かせるような内容だと思います。

私にとっては既に実践している事が多く、平仮名が多い文体なので少し見づらいものの、自分なりに噛み砕いて上手く内容をまとめると、とても参考になることも多かったです。
ここには上げきれないくらい、多くの考え方や実生活での例えが書かれています。

まだ最後までは読み切れてないので、追記する可能性もあります。

本の内容

「図太い」とはたくましさ、やわらかさ、しなやかさ、おおらかさを兼ね備えたもの。

繊細さとおおらかさが、良い人間関係を築く為のカギとなります。

まず捨てるべきは〝相手と自分を比べてしまう心〟です。
自分の内面を見つめる時間を増やし、自分の変化を知り、自己肯定感を養いましょう。

また敏感になる(意識する)べきは長所であって、短所には鈍感でいいのです。
長所を伸ばし、短所は他の人に任せましょう。

「随処作主 立処皆真(ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり)」
どんな出来事であっても、主体的に一所懸命にやれば、そこには本来の自分があらわれる、という意味です。
誰がやっても同じだと思ってしまうような仕事であっても、相手のことを考えて工夫することで、あなたにしか出来ないたった一つの仕事になります。

「露」
どこにも包み隠す部分がなく、全てがあらわになっている、という意味です。

一般的な言葉でいえば「ありのままの素の自分」の事を指します。
もちろん人間関係は複雑なので、常に素の自分でいることは出来ませんが、素の自分から離れすぎず、素の自分を置き忘れない事が大切です。

また相手のことを理解しようとする姿勢を見せた上で、物の見方、考え方、価値観の違いを、素直に相手に伝えてみましょう。

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