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ご縁とその気

「機会があればまたお会いしましょう」という台詞はあまり好きではない。

この「機会があれば」というのは、当たり障りがない言い回しだが、いかにも受動態で自分からは望まない…と聞こえてしまうことがある。

当然ながら、自分の望むことが叶うとは限らないとは思う。そういう意味で、ご縁に任せます…というのは自然体で理解できる。

ならば「またご縁があると良いですね」という言い方がまだマシだと思う。

ただ、また会いたい人には自分なら勝手にアプローチするし「ご縁」を引き寄せるように動くだろう。

どちらが正しいという話ではない。

自分はただ待つというのが苦手だし、相手からパッと呼び止めて貰えるほどの魅力はないと自覚しているだけである。

こういう意欲があるうちはまだまだ人生を楽しめるかなと思っている。