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枯れ木に水

我が家のベランダにある鉢植えの花。
次女が学校の課題で育てたものだ。

しばらく水遣りを怠っていたのか、元気がなくなってしまった。

こうなるともう幾ら水をあげても元気にはならない。緑だった葉も次第に茶色になり枯れてしまいそうになる。

もう多分戻ることは無さそうだ。

これは人の恋路に似ている気がする。

出会ってお互いを知るべきタイミングで意思の疎通が上手く行かないと、想いが萎んでしまう…。

これは「ご縁」で何ともならないこともあって、どちらか片方だけの意思ではどうしようもないこともあるけど、何とも切ない話でもある。

ただ、後々にお互いを傷つけ合うような悲劇的な終焉を迎えるよりは遥かにマシなのかもしれない。

それを含めて「ご縁」というものなのだろうと思う。