シェア
柴田幸治
2021年3月13日 14:13
日本で使われている漆の95%以上は中国からの輸入に頼っていますが、重要文化財の修復用などを中心に、国産漆の需要は急増しています。需給バランスがひっ迫する中、各地でウルシの木を植える活動が始まりましたが、一方で育ったウルシの木から漆を採取する漆掻き職人は全国でも30〜40人と少数で高齢化も進んでおり、このままではウルシの木はあっても人手がなく、漆の採取できないという状況が予想されます。職人の育成