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5月21日は、リンドバーグ翼の日&国際サッカー連盟が発足&古今和歌集が天皇に奏上される&小学校開校の日&世界文化多様性デー

【リンドバーグ翼の日】

単発飛行機「スピリット・オブ・セントルイス号」に乗ったチャールズ・リンドバーグ氏が、1927(昭和2)年5月20日に大西洋単独横断飛行に向けてアメリカ・ニューヨークを出発。

総飛行距離:約5,800km、飛行時間:約33時間30分の末、翌5月21日の午後に、フランス・パリの飛行場へ、「翼よ、あれがパリの灯だ」の言葉とともに到着を果たしました。

この偉業が、人類初となる単独無着陸大西洋横断飛行の成功だったことにちなんで、リンドバーグ翼の日として記念日に制定されています。

同飛行は、燃料をより多く搭載することを重視したため、パラシュートや補助装備などは一切なしという命がけの飛行でした。


【国際サッカー連盟が発足】

1904(明治37)年5月21日に、国際サッカー連盟(FIFA)が発足しました。

FIFAはフランス語で、Fédération internationale de football associationの頭文字をとった略で、フランス語の発音では「フィファ」ですが、英語圏だと「フィーファ」と呼ばれています。

スイス・チューリッヒに本部を置くFIFAは、欧州サッカー連盟(UEFA)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)、北中米カリブ海サッカー連盟(Concacaf)、アジアサッカー連盟(AFC)、オセアニアサッカー連盟(OFC)、アフリカサッカー連盟(CAF)の各大陸サッカー連盟を傘下に配置し、サッカーの国際統括団体としての活動を行っています。

その一環として、W杯、クラブW杯、コンフェデレーションズカップ、U-20・17W杯、フットサルW杯、ビーチサッカーW杯をはじめとした、各大会の実施・運営や、各国のランキングの発表、バロンドールの表彰(その年に最も活躍した選手に贈られる賞)も行われています。

加えて、近年ではサッカーに限らず、スポーツに関する組織論、哲学論を学ぶ活動も展開されています。


【古今和歌集が天皇に奏上される】

905年5月21日(旧暦延喜5年4月18日)、歌人の紀貫之(きのつらゆき)らが編纂した「古今和歌集」が、時の第60代醍醐天皇に奏上されました。

先に完成していた「万葉集」に撰ばれなかった古い時代の歌の中から、時代に合う和歌の編纂を との勅命を受けた、紀友則(きのとものり)、紀貫之、凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)、壬生忠岑(みぶのただみね)の4人が撰者となり、全二十巻の仮名文構成として完成しています。

紀貫之:人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける

撰定された和歌全体の約4割ほどが、作者不明の詠み人知らずの歌で、撰者の歌が約2割強入っています。

また、「古今和歌集」は、醍醐天皇に奏上した後も、撰定和歌の修正・追加など手が加えられていたと考えられていて、実際に完成したのは、912(延喜12)年ごろとの見方が有力視されています。


【小学校開校の日】

小学校(例)

1869(明治29)年5月21日、京都市に、上京第二十七番組小学校、下京第十四番組小学校が、それぞれ開校したことにちなんで、記念日が設けられています。

小学校の開校は、小さい頃より勉学の大切さを説いた町衆たちによるもので、小学校建設に必要な土地や資金も地域一帯の人々の寄付や献金で賄われました。

また、上記小学校の開校は、国が「学制」として制度化する3年も前の出来事で、自分たちの意志で将来を見据えた活動を起こしたことでも、全国的に認知されました。

そのため、上記二校は 日本初の近代小学校と目されています。


【世界文化多様性デー】

国連総会にて、5月21日に、国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:The World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development

正式名称:対話と発展のための世界文化多様性デー。

各文化の保護や発展を支えながら、文明間の違いを対話によって、互いに理解を深めていくことが目的とされています。

その一環として、例年5月21日には、美術館や博物館などで異なる文化に触れる、映画や本・音楽を通じて異なる文化を知る、異なる宗教を持った家族や友人と会話を通して人生観を交換することや、始めるきっかけを作ることが推奨されています。


(以上、ネット検索より)

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