見出し画像

6月21日は、夏至(2024年)&がん支え合いの日&世界ALS/MNDデー&応仁の乱が起こる&本能寺の変が起こる&国際ヨガの日&世界一周の日

【夏至(2024年)】

夏至(げし)は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が90度のときと定義されていて、2024(令和6)年は6月21日に該当します。

中央標準時:6月21日:5時51分

北半球の場合、夏至の日が一年の中で昼が最も長くなり、夜が最も短くなる日でもあります。

昼:日の出〜日没までですが、主に日本の場合は梅雨の時季でもあるため、夏至の日でも実際の日照時間は冬よりも短くなることも多いです。

また、日照時間の短い、スウェーデン、フィンランドといった北ヨーロッパ地域では、夏至の日を祝福する慣習があり、例年夏至の日を中心に、焚き火、夏至祭が開催されていて、国や地域によって受け止め方はさまざまですす。

ちなみに、西洋占星術では、夏至の日が巨蟹宮(≒蟹座)のはじまりの日とされています。


《二十四節気の考え方》
Step.1 二至 1年間の太陽の周期を 夏至 冬至 とした2つの「至」に等分。

Step.2 二分 2つの至をそれぞれさらに2つの「分」で等分して 春分 秋分 に。

Step.3 四立 4等分された各中間に 立春 立夏 立秋 立冬 の「四立しりつ」 を挿入。 ここまでで八等分された状態が八節となります。

Step.4 二十四節気 一節は45日とされており、一節を3等分にして八節と組み合わせたものが二十四節気となります。


【がん支え合いの日】

社会全体でがんのことを考え、お互いに支えあうことを呼びかけていて、がん患者や家族への支援活動を行っているNPO法人・キャンサーリボンズが、6月21日に記念日を制定しています。

がんに関する情報の共有や、がんについて1人1人が自分にできることを考えていくための取り組みも、イベントを通して提唱されています。


【世界ALS/MNDデー】

難病のひとつ「MND」への関心を呼びかけることを目的として、6月21日に記念日が設けられています。

通称:運動ニューロン病。

MNDは、主に神経細胞の変性によって起こってしまう病気で、ALS:筋萎縮性側索硬化症、SMA:脊髄性筋萎縮症、PLS:原発性側索硬化症が引き起こされます。

これらの難病への喚起を促す一環として、2014(平成26)年に世界中で起こったアイス・バケツ・チャレンジは、主に、ALSへの関心と認知を深め、難病と闘っている人を支援することが目的で始まったキャンペーンでしたが、業種やジャンル問わず、多くの著名人たちも賛同したことにより、一大ムーブメントになりました。


【応仁の乱が起こる】

1467年6月21日(旧暦:応仁元年5月20日)、室町幕府の管領家だった、畠山氏vs.斯波氏による家督争いを主とした争いが勃発。

この争いが引き金となり、両家をそれぞれ支援するかたちで、細川勝元vs.山名宗全の勢力争いに発展。

この勢力争いに、時の室町幕府第8代将軍・足利義政の継嗣争いも加わったことで、京都を中心に、諸領を巻き込んだ全国的な争いに拡大していきました。

これらの諸紛争を総称して、「応仁の乱」と呼ばれています。

室町幕府第8代将軍・足利義政

《応仁の乱の影響》
約10年にも及んだ応仁の乱で、多くの権力者たちは力を失い、各地の大名が次第に実力行使による武力権力を競う時代へと移り変わっていき、(武力的)実力>(それまでの)権威が顕著となっていきました。

以後、身分的に下の者が目上の者を武力討伐する下剋上が実現する、騒乱の戦国時代に突入していくことから、応仁の乱は、戦国時代の発端となった戦いと目されています。

また、争いの発端は応仁期に起こるも、戦乱の大半は文明期であることから、近年では、「応仁・文明の乱」と呼ばれることが増えてきています。


【本能寺の変が起こる】

明智光秀

1582年6月21日(旧暦:天正10年6月2日)、家臣の明智光秀による裏切りを受け、本能寺にて、織田信長が自害した「本能寺の変」が起こりました。


《敵は本能寺にあり》
中国地方一帯を治めていた毛利家攻めに難儀していた羽柴秀吉の応援を織田信長に命じられ、西に軍を進めていた明智光秀。

途中で進路を急遽変更し、本能寺に宿泊していた織田信長を急襲。

織田信長襲撃に関しては諸説あるものの、明智光秀がなぜ織田信長を討ったのか、その真意は未だに不明で、明智光秀が織田信長急襲を決めた際に言ったとされる「敵は本能寺にあり」の発言も、本人が実際に言ったかどうかも不詳です。

江戸時代の創作とする見方が有力ですが、それだけでなく、本能寺の変に参加した人物の証言史料のひとつ「乙夜之書物(いつやのかきもの)」には、光秀ハ鳥羽ニヒカエタリ:意訳=光秀は鳥羽で控えていたとされ、明智光秀自身は本能寺に行っていない可能性も出てきています。

1670年頃の書籍とされ、「本能寺の変」から約80年後に書かれたものながら、記述されている内容の信憑性は全体を通して高いとされています。

ちなみに、織田信長が信頼を寄せていた家臣に裏切られたことから、本能寺の変が起こった旧暦の6月2日は、「裏切りの日」として記念日が設けられています。


【国際ヨガの日】

国連総会にて、6月21日に国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:International Day of Yoga

ヨガは、主にインドで使用されているサンスクリット語で結び付けるという意味も持ち、記念日の制定を提唱した時のインド首相ナレンドラ・モディ氏が、「ヨガは身体と精神の統合を実現させるものであり、運動ということだけでなく、私たち自身と世界や自然の調和の感覚も結びつける側面もあるのです」と説いたことにより、全会一致で記念日が採択されました。

例年6月21日には、世界各地のヨガ関連団体を中心として、ヨガの実践、瞑想体験、普及活動をはじめとした各種イベントが行われています。

また、6月21日は夏至にあたる年が多く、世界各国にて、夏至の日は特別な日とする考えが共有されているため、6月21日に制定されています。


【世界一周の日】

日本初の世界一周ツアーと目されている「朝日新聞主催のツアー」一行が、1908(明治41)年6月21日に、無事日本への帰国を果たしたことにちなんで、世界冒険社代表の砂川博昭氏が記念日に制定しています。

砂川氏自身も、62歳の2015(平成27)年から数年をかけて世界一周をした経験を持ち、旅の途中で世界中の人にお世話になったことから、恩返しの意味を込めて記念日を制定していて、一人でも多くの人が、世界一周の旅に出るきっかけになってほしいとの願いが込められています。


(以上、ネット検索より)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?