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5月13日は、日本初の新婚旅行&愛犬の日&トップガンの日&カクテルの日&ファティマの予言が降される

【日本初の新婚旅行】

1866年5月13日(旧暦慶応2年3月29日)、坂本龍馬、お龍(りょう)夫婦が、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の主峰・高千穂峰(たかちほのみね)に登頂しました。

高千穂峰の山頂には、神々が日本列島を創り出した際に用いた天逆鉾(あまのさかほこ)が突き立てられていることで、以前から知られていました。

「私はお龍の前で、刺さっている鉾を抜いてみせました」と、坂本龍馬自身が後日姉に宛てた手紙に記していることから、坂本龍馬とお龍の夫婦も実際に鉾を見たとされています。

当時、高千穂峰は、女人禁制の山とされていましたが、2人が霧島連峰を訪れたのは、寺田屋事件で負傷した坂本龍馬の慰安旅行の一環、お龍は負傷した坂本龍馬の看病をしていた、お龍が坂本龍馬を慕う気持ちから、お龍は男装をして坂本龍馬について行き、龍馬と登山案内人の制止を振り切り登ったとのエピソードも残っています。

加えて、この時の高千穂峰への登頂を含む2人の薩摩藩への慰安旅行が、日本初の新婚旅行だと捉えられています(諸説あり)。

《余談》
高千穂峰の山頂にある天逆鉾は、火山の噴火で折れてしまい、現在残っているものはレプリカです。

が、掘り起こせないものの、オリジナルの柄の部分は、今もまだ地中に残っているそうです。


【愛犬の日】

出版業を行っている誠文堂新光社の創設者であり、当時の社長でもあった小川菊松氏が、(戦後いろんな種類が飼われるようになった)犬に関して、もっと関心を強めてもらいたいとの思いから、1956(昭和31)年5月13日に犬に関するイベントを東京・日比谷公園で開催しました。

戦後間もない日本で、動物に関するイベントが開かれること自体が珍しかったこともあり、同開催日を「犬の日」として現在も引き継がれています。

この時行われた犬のイベントでは、愛犬の病気相談、狂犬病予防の相談、良い飼い主の表彰、レコード・ワンテスト:一芸披露、ファッションショー:犬との散歩に似合う服装披露会、愛犬との撮影会、参加者で散歩:日比谷公園〜東京駅八重洲口付近など、割と先進的な内容が盛り込まれており、イベントは大盛況で以後全国各地で頻繁に開催されていくきっかけとなりました。


【トップガンの日】

1986(昭和61)年5月16に、アメリカで公開された、トム・クルーズ主演映画「トップガン」の続編の「トップガン・マーヴェリック」を日本で配給する東和ピクチャーズ株式会社が、例年、アメリカで5月13日に開催されている「トップガンデー」のイベントと同日に記念日を制定しています。


【カクテルの日】

アメリカで発刊されていた週刊誌「バランス・アンド・コロンビア・リポジトリ」の1806年5月6日号に、カクテルという名称が初めて登場しました。

読者から、カクテルとはとの問い合わせが多く、それに答えるかたちで、翌週の5月13日号にて、カクテルの定義が初めて文書化されたことにちなんで、アメリカを中心に、5月13日は「カクテルの日」とされていて、日本でも、日本バーテンダー協会、日本ホテルメンバーズ協会、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構、全日本フレア・バーテンダーズ協会の4団体によって、日本の記念日に制定されています。

表記:World Cocktail Day

カクテルは、基本的に、ベースの酒に他の飲料(酒、ジュース等)を混ぜた飲み物のこととされていて、名称の違いはありますが、古代ローマや古代ギリシャの頃からすでに飲まれていました。

同誌が定義したカクテルは、酒は種類等関係なく何でもOKで、それに砂糖と水と少しの苦味を混ぜた興奮飲料とされていました。

これは今日で言う「ビタースリング」と呼ばれるものに近く、当時は、「選挙運動の妙薬」としてカクテルが紹介されていました。


【ファティマの予言が降される】

1917(大正6)年5月13日、ポルトガル・ファティマに住む3人の子どもたちの前に、聖母マリアが出現するという奇跡が起こりました。

聖母マリア出現の奇跡は、ローマ教皇およびカトリック教会が正式に認めている聖母出現のひとつで、本当にあったことだと目されています。

《ファティマの予言》
1916(大正5)年頃から、ポルトガル・ファティマに住む、ルシア、フランシスコ、ジャシンタの3人の子どもたちの前に天使の使いが何度か現れるようになり、3人にある祈り方を教えました。

1917(大正7)年5月13日、天使の使いに教わった祈りをする3人の前に、突如、聖母マリアが現れ、毎月13日は同じ場所へ来て同じお祈りをするようにと伝えられました。

子どもたちは聖母の伝言を守り、毎月13日に同じ場所で聖母に会う中で、様々なメッセージを託されたとされています。

《ファティマ第三の予言》
聖母からのメッセージは大きく分けて3つに分類されていて、
第一の予言:第一次世界大戦の終結
第二の予言:第二次世界大戦の勃発
上記は、いずれも細部にいたるまでピタリと的中していたとされています。

しかし、子どもたちから予言を聞かされていた、時のローマ教皇は、第三の予言は、あまりにも衝撃が大きい事象であることから、公表自体を控え、完全秘匿にし、代々の教皇にしか受け継がないことを決定。

ある教皇は、第三の予言を目にした際、そのあまりの衝撃に卒倒したほどだったとか。

第三の予言に関して開示を求める声は強く、開示を求めるあまり、強硬手段に出るものも少なくなく、過去には死者も出た事案ながら、2023(令和5)年末の時点でも、未だ謎のまま、ファティマ第三の予言として、ローマカトリック教会の総本山がある、バチカン市国内のいづれかの宮殿内に保存されています。

(以上、ネット検索より)

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