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11月19日は、リンカーン大統領が「人民の…」演説をした日&鉄道電化の日&世界トイレデー&緑のおばさんの日

【リンカーン大統領が「人民の…」演説をした日】

1863(文久3)年11月19日、
アメリカ・ペンシルベニア州ゲティスバーグにある国立戦没者墓地の奉献式で、
時のリンカーン大統領が、人民の、人民による、人民のための政治と語った、
通称ゲティスバーグ演説を行いました。

原文:government of the people, by the people, for the people.

アメリカ合衆国がアメリカ連合国(≒南アメリカ)との南北戦争で勝利し、
ゲティスバーグの戦いでの戦死者を偲び、
アメリカ合衆国としての統一を期して行われた演説との歴史的意義が付されています。


【鉄道電化の日】

1956(昭和31)年11月19日に、
滋賀:米原駅~京都:京都駅間が電化されました。

同区間の電化作業完了で、
東海道本線全線の電化作業が完了となったとにちなんで、
鉄道電化協会が記念日に制定しました。

電化完了に伴い特急「つばめ」が、
東京駅~大阪駅間を当時最速となる7時間30分で運行可能になりました。

その後1964(昭和39)年には新幹線「ひかり」が登場し、
東京駅~新大阪駅間を3時間10分で繋ぐなど大幅な時間短縮に成功しています。

また、JR東日本では11月19日前後の週末に、
ふれあい鉄道フェスティバルが開催されていて、
鉄道や線路に関するイベントが行われています。


【世界トイレデー】

世界のトイレを研究しているジャック・スミス氏らが中心となり、
2001(平成13)年11月19日に世界トイレ機関WTOが設立されたことにちなんで、
国際デーのひとつとして記念日に制定されました。

国際表記 :World Toilet Day

同氏らは世界でも高水準にある日本のトイレの洗浄技術の高さ、
衛生環境面の良さなどを広く世界に発信してくれています。

2021(令和3)年に開催された東京2020オリンピック時や、
日本で開催される世界的なイベントなどでも、
日本のトイレ環境に感銘を受ける外国人は多く、
注目とともに評価も高まっています。

上記とは別に日本独自の記念日として、
いい(11)ト(10)イレの語呂合わせにちなんで、
11月10日にトイレの日が設けられています。


【緑のおばさんの日】

通学する児童たちを交通事故等から守るための学童擁護員制度が、
1959(昭和34)年11月19日に東京都でスタートしました。

まだ女性の働ける場が少なかった戦後復興期において、
雇用対策のひとつとして創設された職業のひとつで、
設立当初は、勤務時間:午前2時間、午後3時間、日当315円だったそうです。

315円:現代換算約1,800円前後。

主に児童を持つ親や地域の地主さん方が、
交通安全のシンボルカラーとなっている緑色の制服や帽子を身に着けて、
通学する児童の安全をケアしていたことから、
緑のおばさんと呼ばれるようになり、
同取り組みは徐々に全国各地へと広まっていきました。

が、近年は存廃が議論されたり、
費用対効果の面から、休止や廃止される事例が増えています。

しかし、その有用性を説く有志のボランティアなどによって、
現在でも独自に活動を行っている地域もあります。

この制度がスタートした11月19日は、
緑のおばさんの日として記念日のひとつに制定されています。

(以上、ネット検索より)

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