「理想のママ③」

ママが教えてくれなかったこと
ママに教えて欲しかったこと
まだまだ沢山あるよ

私は沢山サインを送ったつもりだった
けど、それも結局つもりになってただけだったんだよね。

ある日私はママに「病院に行きたい」
こう言ったんだ。

けど、ママは「もう少し様子見よう」
そう言ったよね。

私は隠れて1人で病院探して行ったんだ。

そしたらちゃんと診断してくれたよ。
双極性障害だった。
ちゃんと薬も貰えたよ。

ママには事後報告だったね。

そしたら少しは分かってくれたね。

でも、結局ODを繰り返して
紹介状で入院施設のある病院に移ってしまった。
そこではカウンセリングも受けたけど
カウンセリングの人が日に日に嫌いになってしまった。

私はなんでこうなったか全部全部分かってたし
もっと同情して欲しかった。
でも、私も我儘だから
分かるよって言われても本当に私の気持ち分かるのかよ!
ってなっていったの(笑)

結局カウンセリングの日にODしてバックレ。

これしか行かなくて済む方法見つからなかったな。

これはママは気付いていたのかな。

分からないけど。。

家でも沢山暴れたし警察沙汰もあるし
救急車も乗ったしあの時は
本当にもう隔離して欲しかったな。

自分の力じゃ自分コントロール出来なくなってたから。

ママ。
当時はきっと凄い格闘してたと思う。
でも、入院させなかったのもきっとママの優しさなんだよね。
でも、家を出る時に薬を飲まなきゃ
怖くて出れないのはとても辛かったよ。
私の事思って薬を隠したりしたけど
すぐ見つけて飲んだりしてたのは知ってたとしても
隠れて他の病院回って薬貰ってたのはきっと知らなかったよね。
それ程薬に依存してたし色々私から
切り離すにはきっと入院しか無かったと思うよ。
当時の私はきっとそれを望んでた。
きっとママは入院したら治らないと思ったんだろうね。

どちらにせよ今生きてる事に私は感謝してるよ。

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