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小さな博物学日記

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2020年1月1日より、毎日、写真日記・絵日記を書きます。 長い記事は「きらら舎一号館」にまとめていますが、こちらは記録や説明のための写真ではなく、1日1枚。思いを込めて撮影し… もっと読む
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#ウニ

奇抜なファッション

ウニはデコレーティングと呼ばれる行動をします。 多くは海藻を体にくっつけていますが、今朝…

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ウニたちには毎日乾燥ワカメを水で戻して手渡しします。 ムラサキウニは棘が長いためか、少し…

季節外れのコシダカウニ受精

ウニにはシーズンがあります。 わたしたちがお寿司屋さんでいただいている部分は卵巣・精巣で…

ウニの水槽内受精

ウニ水槽の水がホンダワラによってかなり茶色くなってしまっていたのでリ セットすることにし…

コシダカウニ4腕プルテウス

2日前に受精させたウニは4腕プルテウス幼生となりました。 回転は穏やかになり、優雅に腕をピ…

コシダカウニ原腸胚期

昨日の夕刻に受精させたウニは早朝に孵化しました。 やがて肛門となる部分から凹んできて原腸…

コシダカウニの受精実験

カフェのワークショップ用に届いた磯の生物の中にコシダカウニがいました。 当日まではタイドプール水槽に入れておくことにしました。 そのウニが白いモヤを出しています。 モヤを採って顕微鏡で見てみると小さな粒がうごめいていました。 精子です。 急いで別の個体にアセチルコリンを注射しました。 透明な細かい卵を放出しました。 あまりに透明なので、最初、精子かと思ったほどです。 卵にさきほど採取したモヤを数滴加えました。 『小さな博物学日記』は文字数制限を設けて記録して

ムラサキウニの骨格標本

小さなタイドプール水槽の住人たちには、毎日餌を与えています。 ウニたちには水で戻した乾燥…

プルテウス、変態間近

24時間空調完備の室内で飼育しているにも関わらず、今年のムラサキウニの 成長はとても早く、…

ムラサキウニの受精実験

磯で採集してきたムラサキウニで受精発生の実験を行いました。 ムラサキウニはオスメスの判別…

春の磯研修

毎年恒例の磯研修に、今年も参加しました。 採集の目的は実験用のバフンウニで、そのほかムラ…

8腕プルテウス

先月カフェでウニの受精実験を行いました。 そのままカフェの片隅に置かれた大きな壜の中でぐ…

6腕になったよ!

カフェで受精させたウニ。 細い二等辺三角形だった4腕プルテウスが角ばってきて今朝、6腕に…

生存者発見!!

先日のワークショップで、発生が進まなかったと思っていたウニの受精卵は、飼育容器の中で、数は少しですがプルテウスになっていました。 ウニの状態が極めて悪かったので、ほとんどの受精卵は死んでしまい、飼育水はだいぶ汚れていますが、その中で腕を伸ばして泳いでいる4腕プルテウスには強い生命力を感じます。 慌てて餌のキートセラスを与えました。 早めに水換えをして、せっかく生き残った命を、ウニにまで育てたいと思います。