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小さな博物学日記

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2020年1月1日より、毎日、写真日記・絵日記を書きます。 長い記事は「きらら舎一号館」にまとめていますが、こちらは記録や説明のための写真ではなく、1日1枚。思いを込めて撮影し… もっと読む
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記事一覧

夕焼け

屋上実験室は夕焼けがきれいです。 空の高い所にはまだ青空が残っていて、低い部分は長い波長…

博物標本コラージュ2

小さなお皿サイズのシャコガイを入荷しました。 レジンに凝っていた時期には、これに青いレジ…

ポポーが折れちゃった

風の強い一日でした。 低気圧が日本海で急速に発達し、いわゆる爆弾低気圧となり日本中に冬の…

博物標本コラージュ

ユーカリの仲間、エウカリプツス・レーマンニという植物の若い蕾です。 ドライフラワーとして…

奇抜なファッション

ウニはデコレーティングと呼ばれる行動をします。 多くは海藻を体にくっつけていますが、今朝…

キノコが・・・

クワガタ幼虫用の菌糸パックから何かがはみ出していると思ったら、キノコでした。 一般的にオ…

分身の術

昨年、採集に行った知人からクラゲと一緒に2mmほどのカニのメガロパ幼生をいただきました。 最初は小さなコニカルビーカーに入れていたものが、今では甲羅の横幅が1cmを超えるほどになりました。 3日前の満月のタイミングで脱皮したのでしょう、飼育容器の中にもう1匹のカニがいました。 小さな時は脱いだ殻も透明で、脱皮をしたのだととわかるのですが、大きくなると色も質感も生体と同じままの殻を脱ぐのでまるで分身の術のようです。

博物コラージュ標本

ここ数年、モノを作る余裕がなく、日々を費やしてきました。 今年は作ることを再開しようと思…

初日の出

今日の東京の日の出時刻は午前6時51分でした。 屋上実験室から太陽の姿をすべて確認できるま…

アクアマリン柱状結晶

実験室の在庫箱の整理をしていたら、サムネイルケースに1本づつ立てて入 っているアクアマリン…

カニ大将の抜け殻

タイドプール水槽には仲間を喰って1匹になったカニの大将がいます。 しかし、今朝、砂の中か…

シリコン多結晶

珪素の人工結晶シリコンには単結晶と多結晶があります。 単結晶のほうは溶解炉から引き上げな…

ボルボックスにはボルヴィック

ボルボックスの培養にはボルヴィックがよいと言われています。 実はボルボックスだけでなく、…

フィンガーライムの越冬

オーストラリア原産「森のキャビア」と呼ばれているフィンガーライム。 まだ日本での栽培は浅く、うちには秋から2種類が仲間入りしました。 昼夜の温度差が必要だったので外に置いていましたが、1種類が寒さに負けてしまったようで、葉がカサカサになって落葉し始めました。 対策を考えた結果、実験室に入れることにしました。 春になったらダメになった枝を切り詰めようと思います。 元気なほうはバークチップを敷き、寒冷紗でくるみました。