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おわりのはじまり ミスiD卒業式 ver.

こんにちは、きららです。毎日一生懸命生きすぎて死ぬんじゃないかというくらい多忙を極めています。絶望的にスケジュール管理が苦手なだけという真実は突きつけないで下さい。

最近で最高に暇だった日はいつだったかなと思い返すと、ちょうど今から一年前のアメリカで自粛生活を送って頃だったと思います。当初のアメリカのコロナに対する反応は「アジアで病原菌が蔓延してるらしいワロタ」くらいのテンションで、みんなのびのび外の生活を楽しんでいたのですが、サンフランシスコ付近に某プリンセス号が到着した事をきっかけに、一気に緊張感が増し突然の自粛生活が始まりました。世間のピリピリ感と反して、私は延々にアルカトラズ島でスローライフを満喫していました。(あつもりの話)

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そういえば、あのアメリカの引きこもり生活がなければ、「うちらミスiDに殴り込みに行こうぜ!」なんて発想は生まれなかったと思います。ただ暇を持て余していただけではなく、不条理に歪んでいく自分たちの未来を、何かしらの方法で繋ぎ止めたいと感じていたのかもしれません。

自主制作映画を撮ったり、意味のわからない変な写真を量産したり、そしてミスiDに応募するという、心底不器用な手段でしか世界に反旗を翻す術は私たちにはありません。でも、今できる範囲で何かを一生懸命に楽しむことは間違っていないと確信しています。一歩の歩幅は小さくても、たくさん歩き続けることですごく遠いところまで進むことができるのです。

だってこの写真たちを見てください。私たちの成長の記録です。

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すみません。間違えました。これは私の個人的なドラァグクイーン・メイクの実験の記録でした。

こちらの写真を見てください。3年前に撮影した写真に比べると、圧倒的に今年撮った作品のほうがコンテンツが進化してると思うんです。この特殊なスキルアップが、社会において役に立つことはおそらくほぼ皆無ですが、それでも私たちが「キムチ公海賊団」として歩んだ事は無駄じゃなかったと感じてるんです。私は超絶リアリストなので、「奇跡」は空から降ってくるものなんかじゃなく、自分たちが生きた「軌跡」を残す事でしか得る事ができないと思っています。

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↑3年前

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↑もう1枚3年前

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↑1年前

missid_01のコピー

 ↑現在

明日はミスiD2021の卒業式です。ちなみに、私は超絶リアリストでもありますが、超絶人見知りでもあるため死ぬほど人前に立ちたくありません。それでもせっかくのチャンスなので、精一杯会場の隅っこの方で頑張って参加したいと思います。ミスiD2021は明日で終わりですが、新しい区切りとして、私は前へぼちぼち歩いていきます。

*ミスiD2021卒業式チケット&情報→こちら

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