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フランスの修士課程の授業は??

こんにちは!ナント留学中のきら⭐️です!

今回は、フランスの修士課程の授業についてお話しします。修士一年の時の授業の様子をご紹介したいと思います。
海外、フランスの大学ってどんな感じなのか興味のある方、フランスに進学を考えている方に見ていただけたら幸いです!
あくまで大学の修士の一例になります。グランゼコールなどはまた違う教育形態になっているのであくまで参考にしていただけたら幸いです。


授業が少ない、人数も少ない

修士課程は授業数がとても少ないです。修士一年は月曜日から水曜日の3日間しか授業がありません。そのため、木曜日から日曜日までの4連休を毎週作ることができます。これはとてもいいなと思っています。

私がとっている授業は全部で8コマになります。各授業は大体2〜3時間で、合計週17時間程度授業がある計算になります。私は授業をフランス語でとっているので、予習復習は大変ですが、余裕を持って授業に臨むことができる授業数かなと思います。
一つだけ大変なのが、朝8時から授業があることです。朝が弱い私にとってはこれが1番辛いです。フランスの冬の朝はまだ暗く、気温も低くてとっても寒くて自転車で手を震わせながら通学しています。防寒は必須です。日が落ちるのも早いので、気をつけないと一日中日光を浴びずに過ごすことになってしまいかねません。

授業が少なく自分で自由に使える時間があるということ、フランス語にまだまだ自信がないということから、大学が行っている夜間のフランス語の授業をとりました。一コマ2時間週2回の毎週計4時間でフランス語をしっかりトレーニングすることができます。

クラスの人数に関しても10〜15人ほどの小規模クラスが多いので、先生との距離も近い印象です。同じコースをとっている全員が同じ授業を受けるので、友達もできやすく、お互いに助け合いやすい環境であるかなと思います。また、グループワークも多いので、クラスとの協力は必須になってきます。

インターンシップが必須

フランスと日本の修士課程の大きな違いは、フランスではインターンシップが必須だということです。私の学部では、より論文が重視されるため時間数は多くありませんが、それでも、最低100時間のインターンシップをすることが修士課程2年に進む条件となります。インターンシップは自分で探す必要があるため多くの学生が苦労するところです。インターンは論文に関係のある分野で行う必要があります。

テストは一問記述

これがとっても大変なのですが、テストがとってもフランスらしいです。哲学とかでありがちな、どかんと問題が一問だけ出て、記述せよ。というタイプ。自分で理論を組み立てて議論する必要があります。暗記ではなく文章構成力が試されるのでフランス語ですでにハンデのある私には過酷な試験です。テストは2時間なので、たった一問のに全ての時間をかけてこたえます。

まとめ

少しでもフランスの大学の雰囲気を感じていただけたら幸いです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

きら⭐️

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