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始めること、続けること、その中で見つけた「私のコア」

 女性が直面するライフイベントとキャリアをどう両立していくか、メンバー同士で交流しながら、キャリアとライフイベントのネクストアクションを追い求めるコミュニティ「MEASURE by CORE」さんのアドベントカレンダー企画に参加をさせて頂き、今回このnoteを書いています。貴重な機会をありがとうございます。

▼はじめに、自己紹介

 自分に向き合う時間が届くサブスクサービス「LetterMe」の代表をしている西村静香といいます。平成元年生まれ、三重県出身で、新卒時代はパーソルキャリアという人材会社で8年ほど会社員を経験し、2020年に会社を退職。上京し「起業」の道に進み始め、2020年の12月に「LetterMe」をリリースし、今年の12月で「LetterMe」は3周年を迎えています。

▼はじめること、続けること

 LetterMeを始めた2020年12月から、この3年間をひとつの区切りとして、少しまとめて振り返ってみたいと思います。

>>LetterMeをリリースするまで
・人材系スタートアップに転職し、2020年2月に大阪から東京へ
・同時にコロナ禍に突入
・想定外の外部環境の変化&自分自身の「自分の旗を立ててチャレンジしたい」という想いの高まりから、転職したスタートアップを飛び出すことに
・スタートアップ界隈で数年修行してから起業しよう!と思っていたところ、思わぬ状況でチャレンジスタート
・その時にたまたま見つけた「スタートアップアトリエ Your」(https://uni-que-inc.com/your)というプログラムに応募
・代表若宮さんとの壁打ち、当時参加をしていた「議論メシ」というコミュニティーでの実験などを経て「LetterMe」の案がまとめる
・同時に、LetterMeとは別の事業アイデアもあり、2020年10月にサイトを公開(https://kirapoka.com/

>>LetterMeをリリースしてからこれまで
・2020年12月にLetterMeサービスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000027946.html
・2021年3月、LetterMeとは別に始めたサービスは、やってみると自分が提供したい形にたどり着けないことを感じ、クローズ
・2022年4月にLetterMeを法人化
・企業向け「LetterMe  business」、学生向け「LetterMe campus」も始まる 
・2023年12月に、LetterMe3周年を迎える

 はじめたことで、気づきを得て、手放したサービスがある中で、はじめたことでサービスの価値を確信し、続けてきたことでさらにその価値への自信が明確になったのが「LetterMe」です。

 だからこそ、何かチャレンジがしたいけど完璧な何かを見つけないといけないと思い、1歩踏み出せていない方がいらっしゃれば、ぜひ、まずは始めてみることをおすすめしたいです。小さく、早く、まずはやってみることで見えることがあると、この3年で身に染みて実感しています。

 その先に、続けることもまた、ひとつのハードルだと感じています。続けられること、続けたいこと、その価値を心から信じられるものじゃないと、やっぱり続かない。よく、事業の終わりはどこかと聞くと「起業家の心が折れた時」といわれるのを聞きますが、本当にそうなんだと感じています。

▼はじめて、続けた、その先に

 そんな風に、LetterMeを始めて、続けてくる中で、様々な葛藤がありました。会社員の中で、良く陥っていた同僚と比較してしまう癖は、会社を始めても、違う起業家と自分を比べることに置き換わっているだけで何も違いはなかったり、上司に答えを示して欲しいと思ってしまっていたように、起業家を支援してくれるプログラムやメンターに答えを示してもらえると思ったり。そんな自分が変わるきっかけになったのは、今思うと、昨年夏に経産省のプログラムで機会を頂いた「シリコンバレー派遣」だったのかもしれません。どこかに答えがあるのではなく、答えは自分が作る。そんなマインドセットに変わりました。それは、シリコンバレーで何かを得たということよりも、行くだけで何かが変わると思っていた自分に気づいたという部分が、一番の学びでした。

 でも、そんなマインドになって強気で未来がピカピカに見える日もあれば、「あれ、私、もしかして、やばいかもしれない。仕事もライフイベントも、何も前に進められていないじゃないか。つんだ・・・!」と気持ちが落ちる時もあったり。

 そんな日々を経て、でも最近は、そんな風に落ちこむ日もなくなってきました。LetterMeを始めて、ここまで3年。きっと、私にとって、サービスを3年提供してきたというこの事実は大きな自信になっているんだと実感します。サポートしてくださる周りの方や、何より、LetterMeを必要としてくれるユーザーさんがそこにいるということが何より大きな支えになっています。だからこそ、土台というか、軸というか、覚悟というか、そんなものが自分の中にずんとそなわって、次のフェーズに行くんだというモードにこの数カ月で切り替わってきています。

▼わたしの「コア」

 はじめて、続けて、その先に見つけたわたしの「コア」は、自分に嘘なく、心から価値があると思える事業を作って、社会に届けていきたいという想いです。起業のハードシングスはいろいろあると思いますが、自分に嘘をつきながら事業を進めることが、一番つらいと、思うのです。少なくとも私にとってはそれが一番つらい。その事業の価値を信じられるから、いろいろなことを踏ん張っていけると思うのです。

 そして、多くの人に届けたいと思える価値が、LetterMeにはある。少し前の自分ではそこまで言い切れなかったかもしれませんが、今はそう、心から思えています。

 だからこそ、4周年、5周年、その先の10周年に向けて、2024年もLetterMeを社会に届けることにチャレンジしたいと思います。

▼LetterMe体験会

 そんな私の日々のそばには、事業としてのLetterMeではなく、
サービスとして利用する「LetterMe」がありました。毎月1回、翌月の自分に手紙を書く習慣を私も取り入れる中で、「自己対話」「セルフマネジメント」が上手になったと実感しています。そして、自分が自分の応援者になれていることが、とても大きなパワーになっています。

年内は12月21日の夜がラストの体験会になっています。興味のある方はぜひお気軽にご参加下さい♪

2024年、自分フルネスライフを一緒にスタートさせましょう!

ご覧いただきありがとうございました。感謝をこめて・・・! 

LetterMe 西村



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