【世界一幸せな国、デンマークで幸せを探してみたが...】 〜フォルケ留学🇩🇰〜
デンマークに来た1つの理由として
世界の幸福度ランキングで毎年上位をキープしてる国がデンマークやから。
そんな幸せ大国、デンマークに来ることで
幸せの秘密を知れるんじゃないかって思った。
デンマークに来て約5か月。
デンマークで感じた「幸せ」について書いていきます。
【本当にデンマークは幸せな国?】
デンマークに来て一番初めに感じたことは「デンマークって本当に幸せな国なんかな?」って言う疑問でした。
この疑問が浮かんできた理由は、デンマークに来る前は、世界一幸せな国やから、「国民みんながニコニコしてて、見て分かるぐらい、幸せそうな表情してるんやろうな」って思ってた。
でもそんなことはなくて、デンマーク人の表情や言動を見てめっちゃ幸せそうやなって感じたことは一回もなかった。
デンマークに来る前は「デンマークの人=幸せ」って言う定義が頭の中にあったけど、実際デンマークに来て幸せの定義を疑うようになった。
何をもって幸せを図ってるんかな?って
そう思った理由もいくつかあって
・メンタルヘルスを抱えてる人が多い
・天気がそもそも良くない
(十分なビタミンDを摂取できない)
・離婚率高い
・うつ病になる人が多い
→抗うつ剤の使用料も世界トップクラス
などなど...
【幸せって何?】
結局、何をもって「幸せ」と呼ぶか。
私が思う幸せは、「心身が健康で精神的に満たされている状態」って思ってたんやけど、(曖昧やけど)
世界幸福度ランキング、その調査では
1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度
を基準に幸せを図ってるみたい。そもそも幸せの定義、それを図るための基準が違うと答えもまた、違ってくるよねって思った。自分の思っていた幸せの定義と社会の定義が違ってたみたい。
【デンマークを住みやすい国】
でも、この基準から「幸せ」を図った時にデンマークが幸せ大国、上位にくる理由はすごい分かる。
1.一人あたりの国内総生産
デンマークは世界9位を誇る国内総産量(GDP)。日本はというと28位。所得格差も小さく、平等より公平に近いのがデンマーク社会であると感じた。
2.社会保障制度などの社会的支援
デンマークに来て一番素晴らしいと思ったことである。デンマークは消費税25%と高税金である。
しかし、その税金は主に「教育費」「育児」「医療・介護」に当てられていると感じた。ネクストジェネレーション、ネクストステップのための税金であると感じた。
「教育費」 大学までの学費は国が負担してくれる。また、1人暮らしを行う大学生には月に10万~18万程度、給付奨学金として下りる。(条件はいくつかある)
「育児」 出産・育児休暇は56週間取ることが可能で、その間もしっかりと給料を得ることができる。
「医療・介護」 デンマークは留学生に対しても医療費が無料である。1人に1人の医者がつくというシステムで病院も予約制である。このようにして、無駄な医療費の削減を行っていると感じた。介護サービスも無料である。
このように税金をネクストジェネレーション育成に向けて使われているように思った。そのため、高い税金であるが国民からの不満も少なく、国民は納得しているのではないだろうか。また、ヤングジェネレーションの政治に対する姿勢、興味がネクストジェネレーションを育成しやすい社会づくりに貢献しているのだと感じた。
私たちも日本の政治に興味を持って、その意思を示し日本の社会をよりよい方向に向ける努力をしなければならないと思った。
4.人生の自由度
このように社会保障が充実しているからこそ、将来に対する不安が少なく、自由に自分のしたいことを選択できるのだと思った。
6.国への信頼度
政治家の汚職が少ないで有名なデンマーク。上記にも述べたが、国民の政治への関心が政治家の汚職を減らし、国への信頼度に繋がっているのではないかと思った。
国民は高い税金を払う義務、その税金の使い道を国民で決める権利、その税金の行方を見守る義務するあると感じた。
デンマークの総人口は583.1万人と、日本の兵庫県の人口(547万人)とあまり変わらない。そんな小さな国だからこそできる社会保障かもしれないが、しかし、デンマークから学べることはたくさんある。
【大切なこと】
デンマークでの幸せを考えていく中で結局、自分で正しい情報を身に付けてその情報を下に自ら考え直すことが大切って思った。「情報を鵜呑みにしてはいけない」って中学生の頃、よく先生に言われてたけど、確かに情報を鵜呑みにして「考える」という行為をしないことが一番の罪だなと思いました。笑
後、「クリティカルシンキング」できる力も付けていかないとあかんなって。情報に振り回される、情報で振り回す、情報社会で生きているからこそ、自分の考え、意見を以って、知識を得たうえで疑い、考え「本質を捉える」ってことが大切なんやなって。
幸せについて書くつもりが、話が色々脱線したけど、「自分の考えを残す」ってことが大切だと思てるので、こんなNOTEでも良いかと...
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