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孤独な人に惹かれるという話

僕はいつでも充実した雰囲気を醸し出してる人よりも、孤独感の強い人の方に魅力を感じたりします。(もちろん例外はありますが)

何というか、今の社会の雰囲気は「ぼっち」や「陰キャ」に代表されるように、孤独に強い抵抗感がある人が多いように思えます。
中には、「友達のいない人はどこか欠落してるから怖い」と言った、甚だ表見的にしか他人を見れないことを感じさせる意見をあるそうです。

そんなにも人に囲まれてないと自己を充足させることができないのでしょうか。
承認欲求ドリブンでは、いつまでも幸福になることはないと個人的には思います。
と、孤独を忌む者に対しての皮肉はこれくらいにしておいて、本題について。

孤独な人って、そもそも自分を持て余してるんですよね。
今の世界だと、繋がろうとすれば幾らでも孤独を紛らわすことが出来るのに、あえて孤独でいる人は何かしらの目的意識もしくは、課題に臨んでいる人だと思うんです。

そうなると、孤独な時間に比例してインプット量が増えていきます。
だから、その膨大なインプットを持て余している分、孤独な人って会ってそこそこに自分の話をし過ぎてしまったりするんです。
僕は、その意図しない歩み寄りというか、醸し出てしまったその人自身の言葉と孤独感に可愛げを感じます。

「歩み寄る」ことを意図した人とのコミュニケーションは実は退屈だったりします。
なぜなら、「歩み寄る」ことを意図している時点で、人との繋がりを求めているし、承認欲求であるし、偽善であるし、また大抵そのような人は最初から相手との距離感を計算してます。僕はその優しさに強い自尊心と傲慢さを感じてしまい、辟易することがあります。
それを感じながら、コミュニケーションを取っていると、何というか義務感というか、「仲良くするため」のコミュニケーションになってしまっていることにふと萎えたりします。
ビジネスの現場でない以上「仲良くなる」のは"結果"であって、"手段"ではないはずですよね。

そんな感じで、僕は「友達多い自慢する人」よりむしろ「孤独な人」の方が好きです。

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