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ニーチェ「超人」編

kirakuです。





今回は、以前のニーチェのお話の続き。


ざっと振り返ると、信じるものが無くなったこの世界で、無気力が蔓延することをニヒリズムと言いました。





そんな中でただただ惰性で生きている人を「末人」と呼び、末人には絶対なんじゃねぇぞというのがニーチェさんの主張。





今風に言うと廃人のほうがしっくりくるような。
意味的にはそんな感じです。




で、その末人になるんじゃ無くて、超人になれと言っていたところから続き。




超人。



ニーチェはそれをはっきりと定義していませんが、イメージとしては




スーパーサイヤ人。




強さ、力を求めて突き進む。



人間は危険を冒しながら超人に向かっていく。
より高みを目指していく存在。



それを目指せと言っております。




子供の頃、悟空になりたくて夢中で父にキックやパンチ、かめはめ波を撃っていました。




子供のように純粋に夢中になる。



実はこれが超人に関係があるんです。




超人になるには3つのステップがあります。



それは


ラクダ



獅子


幼子



の順にステップアップしていくこと。



何となく獅子が1番最後っぽいけれど、最終的に幼子なんだそうです。



順番に説明しましょう。


ラクダの段階は
重い荷物を持って歩くラクダのように耐える。辛くても何かを習得するために耐える。

忍耐力を磨く段階。




獅子の段階は

忍耐力が磨かれたあと、常識にとらわれず、権力などに屈せず、自分の意思で行動していく段階。



最後に幼子の段階は
全て思うままに、無邪気に遊ぶ。大人が抱く不安や恐れ、悲観もなく純粋に本能のままに行動する。





なるほど。



なんか聞いたことあるような感じだなと思ったら
「守•破•離」のような考え方。




表現は違えど、本質的に何かを目指して極めていくにはこのステップを超えていくことが大事なんですね。



以上、超人についてでした。




今回はスパルタなニーチェさんのお話でしたが、知れば知るほど面白いのでまた次回もやろうと思います。




今回はこの辺りで。最後までご覧いただきありがとうございました。それでは^^



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