朝の戦い
朝。それは戦いの時。
第一の戦い。(起床)
寝たら起きる。当たり前のことだが、朝一番の戦い。アラームで起きようとする人や、体内時計で起きる人、そして子どもに起こされる人。様々なパターンがあると思うが、暖かい布団に別れをなかなか告げることができない。そんな戦いが毎朝起きているのではないだろうか。
後五分、後五分と言いいつの間にか三十分が過ぎ、なんで起こしてくれなかったのという結末まで見えてくる。朝起きるだけでこんな戦いが起きているなんて、想像したら面白い。
第二の戦い。(出勤準備)
起床して次の戦いは、一週間のうち五日も出勤しないといけない会社への出勤準備。起きることができたのに、今度は出勤の準備をしながら、様々な葛藤との戦い。
会社に行きたくない。まだ寝ていたい。昨日の失敗で怒られる。などネガティブな感情もあれば、反対にプロジェクトが上手くいっている人などポジティブな感情もある。それでも身だしなみや朝ごはん、出勤のことを考えると頭の中では様々な戦いが起きているのだろう。
朝だけで、すでに大きく二つの戦いが起きている。同じように、昼も夜も戦いが繰り広げられているとしたら、それは毎日疲れるだろう。寝ようかどうしようと思いながら、時間に追われる毎日であれば、夜更かしをしてそれが朝に響き、また戦いの火ぶたが切って落とされる。
そう、自分のことでもこれだけ戦いが起きているのに、他人も巻き込んだらなおさら戦いをしていることになる。そんなに戦いをして楽しいのだろうか。
なーんてことを感じた朝でした。