週末は……
週末は、たいてい、実家の店の手伝いをします。一度は休業した店、家族が一致団結して、なんとか繋いでいます。かれこれ、百年くらい続いているんですよ。
父が寿司屋で、母が喫茶店で、そのDNAを引き継いだ僕はコーヒーをドリップし、この頃では寿司も握る二刀流。
飲食店に携わると、教師として今までぬるま湯に浸かってきたことを痛感しています。特に、学校の常識が社会の非常識案件、一日に10個くらいあるもので。
寿司屋は朝早く市場に行き、魚を仕入れ、店で魚をおろし、足りない食材や酒を買いに行き、仕込みに二時間以上かかり、夕方、お店を開けて、お寿司のコースが三時間くらい。片付けは、食洗機をサンタクロースにもらったので、随分と楽になりました。日曜の朝は、モーニング営業。ポテサラを作っておきます。トーストやベーコンエッグを焼き、パンをトーストして、頼まれればパスタも作ります。お昼でひと段落。で、夜のお寿司に備えます。
僕は公務員なので、副業はできず、無償の家業の手伝い。もちろん、ノーギャラ。商売屋に生まれた宿命です。定年後は、店をごっそりいただく予定なので、ここは辛抱です。
寿司を握り終え、お客さんを見送った時の充実感、これはなかなかのものです。
え、学校でそれがないのかって?
教え子たちよ、僕のハートに火をつけてくれ(笑笑)
いや、笑えない。
ということで、来週末の模試の監督、できませーん。
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