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大嫌いだったnoteを始めた

noteだけは自分はやらないだろうなと思っていた。

私が書けるのはいつもとりとめのない文章。noteってなんか有料記事とかできるし、ちゃんとした文章書く人が多い。しかも読んでる途中で突然「ここからは有料です」みたいなのがマジで嫌だった。イライラする。みんながnoteに移行しても私はずっとblogspotで日記を書き続けます!と思っていた。思っていたのですが

一番ネックで嫌いだった「有料記事」に私は一つメリットを見出した。

私にとってインターネット上で一番不安なことは「見られたくない人間に見られること」。だからツイッターは非公開にしてるしインスタグラムも非公開。「見られたくない人間」とは、主に社会人になってから仕事で関わった好きじゃない人たち。

アドレスを公開してなくても誰か1人に見つかったらスクショされて回されちゃう。本当にいや。そんなんだったら書かなくていいやと思い続けて早5年…。ふと私は考えた。「いっそのこと有料記事にしてしまえば見られたくない人間に見られることは無いのでは?

「その人がお金を払って見るかもしれないじゃん」という意見が聞こえてきました。そこなんです。金を払ってまでそいつが見にきたら、それはそれで良いんです。ダサいから。ヲチ目的でわざわざ金を払うことほどダサいことは無いと私は思う。ダサいってハッキリ相手に言うことができる。これは素晴らしい。私はnoteにメリットを見出した。

フリーランスになったばっかりの写真家。仕事はまちまち。正直暇な日も多い。暇だと鬱になるので何年かぶりにインターネットに日記を書くことにした。日記って考えるとしんどいので、「文章」を書くことにした。とりとめのないもの。

そう思ったキッカケになったのはジェーン・スーさんのこの言葉だった。

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先日、人生で初めてラジオに相談メールを出したところ、番組内で取り上げていただくという出来事があった。(前記事参照

私の相談に答える中でスーさんが

スーさん「文章上手いから文章の仕事もした方がいいと思いますよ」

とぽろっと言ってくれた場面があった。軽い感じではあったけど、ものすごく嬉しかった。そして放送終了後にツイッターにも書いてくれた。

私はTomato n' Pine(以下「トマパイ」と表記する)が大好きなので、トマパイのプロデューサーであり作詞を担当していたスーさんの書く歌詞が大好きだった。大学生の時はトマパイの曲に本当に励まされたし今でも私のiTunesの再生回数1位はトマパイの不朽の名作「POP SONG 2 U」である。(色んな人に聞いてもらいたいのでyoutubeを貼りますがマジで1000回聞ける名曲なので聞いた人はiTunesで買ってください)(Apple MusicにアルバムはあるのになぜかPOP SONG 2 Uは聞けない)

トマパイの話は長くなるのでまた今度するとして、私にとってスーさんはコラムニストやラジオで話す人というより「トマパイの作詞家」。トマパイの作詞家の人に私の書いた文章を笑ってもらえる日が来るなんて想像できなかった。文章を上手いと言ってもらえたのは高3の時の小論文模試以来だったのでドキドキした。

空いた時間にゴロゴロしてゲームをするのも飽きたし、文章を書きたくなった。時間があるのでなんでも書ける。暇を文章にするのだ。インターネットに溢れているのは成功体験談や失敗談。私が書けるとしたら「成功するか失敗するか全く未来がわからない今」をリアルタイムで書く日記。私はそういうものを読みたいと思っているけれど探し方が悪いのかなかなかそういった文章が見つからないので自分で書くことにした。また飽きてすぐやめちゃうかもだけど。散文。日記。思考ダダ漏れ。眠る前に見る壁のシミ。夫と話した忘れちゃいそうなこと。仕事で緊張したこと。思っているけど思いつづけられないこと。キーボードを打つと文字になる。それがインターネットの海を泳いで、世界のどこでも誰でも見られる。すごーい。私は日本の東京という小さな街で、未来に不安を抱えながら日々を過ごしてる。書くことで安心したい。できるかな?ブックを作って営業に行かなくちゃ…

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