見出し画像

4月4日(月)

友達が住む海の街に遊びに行ってきた。
駅で集合してわいわい言いながら、お目当てにしていたカフェを目指してずんずん歩く。

坂道を登ったり降ったりを繰り返して、お店に到着。開店一番乗りだったのですんなり入れた。
大好きなカリモク家具のソファー席に通される。
モスグリーンの三人掛けのやつ、今年こそ絶対買おうと思った。

本日の主役!
友達が一眼で撮ってくれたやつ、えぐい画質がいい。
ふっかふかのもっふもふだった。
バターを枕にしてホットケーキの上で寝たい。

お腹を満たした後、友達の運転で海に連れてってもらう。
後部座席でスピッツを口ずさみながら、前2人の会話に耳を傾けて車窓から海を眺めてるの、この上なく幸せで、本当に気持ちよくて、この瞬間のこと一生忘れないでおこうと思った。

海に到着して、1時間近く砂浜をうろうろして、シーグラスやら貝やらを拾い集める。

水色のがたくさん見つかった。


こんなに近くで海を見たの久しぶりで、とても心が安らいだ。
鎌倉が大好きなのも、やっぱりなによりも海に惹かれているからなんだよなと改めて思う。
やっぱり、海の近くに住んでみたいな。

海から引き上げた後、美術館でステンドグラスを見る。
教会併設の幼稚園を出ているからか、自分にとってステンドグラスは不思議と身近に感じられる存在で。美しいなぁ、綺麗だなぁと感じると同時に、まるで優しく見守られているような、不思議な安心感がある。

こういうところにばしゃばしゃ載せるの野暮かなぁと思いつつ、一枚だけ。(写真撮影OKなところです)
とても、優しくて穏やかな気持ちになれる場所です。

一通り見終わった後、カラオケに雪崩れ込む。
途中仕事を終えた友だちも合流して、懐かしのボカロ曲を歌いまくって、みんなして精神的にかなりやられる。
懐かしいって結構攻撃的な感情なんだなと思った。

いいだけ歌った後、イタリアンのお店に連れてってもらう。
遊びに来るたびにいろんなお店に連れて行ってもらっているけど、毎回毎回感動して言葉を失うほど、ご飯が美味しい。
「...クゥゥ」とか「ん〜!」とか、若い女性レポーターが食レポでよく言ってるアレ、本当にちゃんと、私からもおんなじ音が出てきて、それにもびっくりする。

ご飯が最高な上にお酒も美味しくて、友達みんな可愛くて、最高の夜だった。
これぞ神回だね...と噛み締めて解散。

帰り道、電車を途中で降りる友達を見送って一人になった時、眠気と同時に「幸せな疲労感」を久しぶりに感じた。どっぷり浸かったまま、気持ちよく帰宅。
意識を何度も飛ばしかけながら、菅田将暉のANN最終回を聞き届けて、よく眠った。

いいことづくめの一日だった。

******
結構真剣に、海沿いの街への引っ越しを考えちゃっている。
時間を計算したら会社へ通勤できない距離では全くないし、むしろ東京にいた頃の方が、ずっと長く電車に乗っていた。
珈琲屋さんと美味しいご飯屋さんがたくさんあって、時間が少しゆっくり流れていて、友達が楽しそうに暮らしている海辺の街。いいなぁ。

今までだってずっとそうしてきたつもりだけど、今年はより一層、大切な人と大切なものと大切な時間だけを愛して生活していきたいなぁと、潮風を浴びながら感じた一日でした。

頂いたサポートは、いつの日かのフィンランド旅行の資金にさせていただきます!🇫🇮