5/16月-5/22日
16日(月)
ついに内見の日を迎える!
海の見える街に暮らす、の第一歩。
無駄に張り切ってお気に入りのシャツワンピースを着る。
緑のストライプのワンピースに、白のコンバースを履いて家を飛び出した。
札幌から40分ちょっと電車に揺られると、お目当ての街に到着。
途中、電車の窓から海が見えて嬉しくなる。
何回も遊びに行っているけれど、海が見えるとどうしてもはしゃいでしまう。
きっと迷いに迷って、今日には決められないのでは、と思っていたのだけれど、本当にあっさりと心が決まった。
白くて新しくてとっても綺麗な家です。
こんな素敵な場所で暮らせるのだ!しかも海まで徒歩15分!にやにやしてしまう。
とはいえ、即決は流石に怖いため、物件の仮押さえだけしてもらい、一晩考えさせてもらうことにした。
仕事終わりの友達と合流し、地元で有名なお蕎麦屋さんへ。
写真を撮り忘れたのが悔しいくらいに美味しい...!だし巻きも子持ちニシンを甘く炊いたやつも最高だった。
この街で友達が連れて行ってくれるお店は、いつもびっくりするほどご飯が美味しい。
蕎麦を啜りながらやいのやいの物件の相談をし、帰りに車で目当ての物件の前を通ってもらい、いい家じゃないか、と後押ししてもらった。
夜は友人の家で、とりとめもなく色んな話をした。何を話しても面白くて楽しくて、久しぶりにお腹が痛くなるまで大笑いする。
○○と行きたいお店たくさんある、あのお店絶対好きだと思う、一緒に行こうね、の会話がとても嬉しい。幸せ...。
引っ越してきたらこんな夜がたくさんあるのかなぁ。
人生で誇れることがあるとすれば、なによりも友達に恵まれていること。
シャワーを浴び、ソファーを借りて毛布を被って、気付いたらぐっすり眠っていた。
17日(火)
少し早めに起きて、友達の家の近くのパン屋さんへ。
朝ご飯に食パンを買い、友達が家で焼いてくれた。
分厚いさくさくのパンにバターがしみておいしい。
友達いわく、「もちもちしすぎていなくて良い」とのこと。飽きのこない素朴な味だった。
友達のご飯もいつも美味しい。学生時代、お腹すいた!と駄々をこねて夜食を作ってもらったことを思い出した。
二人のうち一人がお仕事にいくのを見送ってから、不動産屋さんに電話をして正式に物件申し込みをする。
事務所で書類の記入をした後、もう一人の友人と落ち合い、お昼ご飯。
正義!オムライス!
デザートにかためプリンも。
とっても美味しかった。
友達と別れ、朝に自宅用に買った食パンとレタスサンドを大切に抱えて、一旦札幌へ帰る。
夏からは、ここが私の街になる。
18日(水)
三連休明けの出勤、いきなりつまづきまくって今日はダメだった...。
上司が、私が「既に」やっているはずと思っていた仕事に、私がまだ手をつけておらず、かつ週明けでも間に合うだろうと思って何もしていなかったため、朝から無言の圧力を感じて小さくなる。途中先輩が心配して声をかけてくるくらい、よくない雰囲気が漂っていたらしかった。
静かに淡々と詰められるの、ヒェッとなるなぁ。
でも着手したら思いの外すんなり終わってよかったし、てんぱらなくて偉かった。し、上司も引きずらない方なので、午後には通常営業。ひとマス進む。
コミュニケーションって大事ですね、、。
ツーカーで会話ができる人なんて限られてるんだから、もっと言葉を尽くしていきたい。色んな意味で。
19日(木)
夜に友達と電話!
小学校からの付き合いで、フリーランスでずっと働いている友人、めちゃくちゃ物知りで感動&尊敬してしまう...。
ものづくりが好きで、器用で頭が良くて、学生の頃からえげつないポテンシャル、、!といつも思っていた。
そんな彼女にいろいろ誘われて、とある計画を立てています。
来月にはなんとなく形になる予定。頑張るぞ〜!
幾つになってもわくわくできてありがたい。
ワクワクさせてくれる人たちがいてくれて、嬉しい。
20日(金)
出張で翌朝が4時半起きのため、残業もそこそこに退勤。
持ち出しの資料ファイルが重たかったけど、先輩たちが「いってらっしゃい〜」と手を振ってくれて和んだ。可愛い。
金ロはショーシャンクの空に。ずっと見たかったやつ!と思ったけれど、眠たすぎて最後まで見ることを早々に諦めた。荷造りもそこそこにベッドに入る。どうか明日、ちゃんと起きれますように...。
21日(土)
朝7時半発の飛行機に乗るために、4時半に起床。
起きることができて心底ホッとした。
昨夜は久しぶりに寝るのが怖い夜でした。
上司と駅で落ち合い、空港へ向かう。
上司、時折厳しいけれど、基本的にいつもカラッとしている気持ちのいい方で、一緒にお仕事できるのが嬉しい。プラス茶目っ気があって、とても可愛らしい方なのです。(上司をこんな風に言うのは失礼かもしれないけれど...。)私もこんな風に歳を重ねていきたいなと思う。
移動時間の沈黙も苦にならなくて(そう思っているのは私だけかもしれないが)、時折挟まれるおしゃべりも楽しくて、気楽な旅だった。
でも、もっと私が気を利かせられるようになれたら、と常々思う...。
フライト中お手洗いに立ったら、その瞬間に機体がかつてないほど揺れて死にかけた。こんなに揺れたの初めてで恐怖を感じた。
前泊なし、午前からの東京での仕事はハードだったけれど、本当に行ってよかったなと思えた。
勉強になることばかり。百聞は一見に如かずとはこのことだ。どれだけ記録や文献を読み込んでも、実際に見て聞いて感じたことにはかなわないな。
夕方からは取引先との打ち合わせ。
相手先のお姉さん、眉毛がくっきり!していて綺麗だった。
打ち合わせは当初始まる時間も終わり時間もまったく読めなかったため、泣く泣く友人との約束を諦めたのだけれど、思いの外早く終わってしまった...。
やっぱり会える!と連絡するのも、混乱させてしまって申し訳ないかな...とうだうだ悩んでいるうちに結構な時間が経ってしまい...とりあえず、ホテルに引き上げる。
ホテルでぼーっとしていたところ、たまたま別の友人から連絡が入り、それならいま近くにいるから出ておいでよ、ということに。
お言葉に甘えて、ご飯を一緒に食べてもらった。
普段は何人かで遊ぶことが多くて、二人きりで話すのは久しぶりの男友達。
改めて、めっちゃこの人いい奴だな...としみじみ思う。
実家のような安心感。
気が利くし話が合うし面白い。
かつて同じ目標を追いかけていたという仲間意識が、今もある。
でも、出会ってから6年今でも仲良くできているのは、彼が誰に対してもフラットに優しくて、目の前の相手を個人として尊重できる人だからだなと思う。
この夜も相変わらず、ケーキをきっちり切り分けるみたいに、均等に人に優しさをあげられる人だった。
本人にこのことをかいつまんで伝えると「俺は普通だよ」と笑っていたけど、その"普通"をできる人って、本当に少ないからな...。
ひたすら喋る私の話を聞きながら焼肉のトングはずっと手放さないし、美味しそうに焼けたお肉を選んでは私の皿に放り込んで焦げたやつを自分の皿によそうし、カラオケではだいぶ前に私が「この曲、声的に合うと思う!」と勧めた曲を歌ってくれた。(ほんとに合ってた。)
誕生日近いでしょ、とご馳走してくれた。
本当にいい奴すぎて、末永く友達でいてほしいし、いたいなと思った。
君の努力が実ることを、いつも私は信じてるよ。
夜勤にいく友人を見送り、ホテルに帰る。
東京の電車、久しぶりに乗ると悪くないな。久しぶりだからか。
ホテルに帰ってから、眠たすぎて1時間近くベッドの上で携帯をいじりながらうだうだする。四時半おきの後遺症。
どうにか化粧だけ落として、ぱたりと眠る。
焼肉食べて煙まみれのまま眠るなんて、家ではできない悪行。ホテルの清掃の方、ごめんなさい...。
22日(日)
起き抜けにシャワーを被る。
昨日お会いした仕事の人、眉毛綺麗だったなと思い出し、いつもよりくっきり濃いめに眉を描いた。
上司と空港で落ち合うことをすっかり忘れていて、ラメで瞼をギラギラにしてしまった。
でも、今日は帰るだけなので楽ちん。モノレールより断然京急派です。値段的にもそうだけど、京急の方が落ち着く。
乗り込んだら羽田まで乗り換えなしで、まとまった時間うとうとできるのも嬉しい。
私、スマホの画面を鏡代わりにしちゃう人なのですが、電車で向かいの座席に座ってる人に盗撮だと思われないかいつもちょっと不安になります。
前髪気にしてるだけよ。
ちょっと早めについて、実家と祖母と、この出張が決まったことによりご飯の約束をずらしてもらった友達へお土産を買う。
上司と落ち合い職場へのお土産を買って、飛行機に乗り込み、またまた爆睡。
札幌着陸の衝撃で目を覚ました。
空港のラーメン屋さんで味噌ラーメンを食べて帰宅。
疲れたけど、実りある出張だった。
行きの飛行機がANAだったのに、翼の王国が読めなくてしょんぼりした。
頂いたサポートは、いつの日かのフィンランド旅行の資金にさせていただきます!🇫🇮