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音楽雑記

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#音楽

2024年残暑お見舞いの音楽

夏が急に終わりそうだが、感覚と反するように週末はまためちゃめちゃ夏らしい。 残暑をお見舞いしてやるぜ。残暑と踊ろうぜ。少しクールに。 プレイリスト曲解説1.Triste /アントニオカルロスジョピン ブラジルのレジェンドの名曲から。静かなイントロ、美しいピアノ、ささやかなドラミング、通り抜ける風のようなトランペット。優雅なため息が出るような優しさがある音楽。 2.Reebok(tofubeats Remix)/柴田聡子 最新アルバムYour Favorite Thin

アルバムへの言葉(4):Mura Masa/Curve 1

最高のダンスミュージックへ。 ※有料設定にしていますが、無料で全文読めます。 良いね!と思ってお支払いいただいたお金は、すべて音源購入などのアーティストへの還元又はパレスチナで活動しているJVCへの寄付に使用します。 アルバムへの言葉?「アルバムレビュー」という言葉がある。 レビューは、評論や批評を指す言葉であり、自分には少し「重く」感じられた。ただ、「感想」と表現するとそれはそれで少し「軽い」、そしてどこか他人事に感じられた。 今の所妥当な表現が見つかっていないので、ミュ

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備忘:浜松市楽器博物館に行ってきたよ

一夏の旅の記録。皆さんも是非行ってみてください。 導入野暮用で関西に帰る機会があり、せっかくなのでということで道中寄り道をすることにした。浜松も楽器博物館も一回訪問したことがあったが、音楽を深く考えるようになった今の自分がどう感じるかも気になり再訪問。結果的に浜松も少し深く知れて良かった。 ※たまたま同タイミング?で、トクマルシューゴ氏もツイートしていてなんとなくのシンパシー 楽器博物館浜松市が平成7年に解説した、公立博物館。 世界から収集した楽器を公開展示し、多様な関連

アルバムへの言葉(3):ゆ〜すほすてる/引っ越ししたい

アルバムへの言葉?「アルバムレビュー」という言葉がある。 レビューは、評論や批評を指す言葉であり、自分には少し「重く」感じられた。ただ、「感想」と表現するとそれはそれで少し「軽い」、そしてどこか他人事に感じられた。 今の所妥当な表現が見つかっていないので、ミュージシャンが全力160KMで投げてくれたアルバムという作品に対しての言葉、というまとめ方にしておきたい。テトリスが綺麗に消えるときのように、すっぽり収まる表現が見つかるまで。 引っ越ししたいへの言葉ずっとどうしようも

アルバムへの言葉(2):トリプルファイヤー/EXTRA

※有料設定にしていますが、無料ですべて読めます。 良いね!と思ってお支払いいただいたお金は、すべて音源購入などのアーティストへの還元又はパレスチナで活動しているJVCへの寄付に使用します。 アルバムへの言葉?「アルバムレビュー」という言葉がある。 レビューは、評論や批評を指す言葉であり、自分には少し「重く」感じられた。ただ、「感想」と表現するとそれはそれで少し「軽い」、そしてどこか他人事に感じられた。 今の所妥当な表現が見つかっていないので、ミュージシャンが全力160KMで

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2024年真夏の音楽

信じられないぐらい暑い。 夏は熱帯、冬は寒帯。そんな国に生まれてしまった。 そんな夏だからこそ、踊ろうぜ。最近のマイフェイバリットプレイリスト。 先月のプレイリストと記事は以下 プレイリストSpotifyもApple Musicも使っていない人は、ごめん。 それぞれの方法で聞いてください。 曲の感想※事実関係は適当な可能性が高いです。ご了承ください。 ①Ruben Rada,Fito Pez/11 y 6 ウルグアイのレジェンドRuben Radaの2022年リリース

ハイライフ と民音と宗教

自分の記録として、音楽のあり方について、と少し文句。 あと、自分と同じく背景を知らない若いリスナーへの情報。 Santrofiのライブを見に行ったSantrofiというガーナのバンドのライブを見に行った。 彼らは西アフリカのポピュラー音楽「ハイライフ 」を、少し現代風に演奏する素晴らしいバンドだ。 自分はとあるきっかけでハイライフ というジャンルにハマっていた時期があった。軽やかなビートとキラキラしたギターのループは、死ぬほど暑い日本の夏にも合う素晴らしい音楽だと思う。

アルバムへの言葉(1):トクマルシューゴ/Song Symbiosis

おかげさまで以下の記事を拡散いただき、沢山の方に読んでいただいた。 ただ、自分は闘病記を書きたいのではなく、自分が好きなもの/良いなと思うものが少しでも世界に広がれば良いな・・・と思っているので、また通常運転で音楽について書いていきたいと思う。 というわけで、今回は最高のアルバム「トクマルシューゴ作Song Symbiosis」について。 アルバムへの言葉?「アルバムレビュー」という言葉がある。 レビューは、評論や批評を指す言葉であり、自分には少し「重く」感じられた。ただ

2024年FUJIROCK振り返り

ベストアクトは、湯沢温泉駅前のへぎそば(写真)でした。 見たアーティストの中で、記憶に残ったものだけ記録しておきます。 恒例のプレイリストを添えて。 記憶に残ったライブKim Gordon とにかくかっこよかった。あんなに立ち姿、ギターを構える姿、歌う姿が似合う71歳がいるなんて思わなかった。音楽的にも、ヒップホップや電子音楽とノイズオルタナティブを混ぜ合わせた最新作を若手アーティストとぶちかましていて最高。 エレクトリックギターをアンプに向けてノイズを出す手法を彼女より

FUJI ROCK Festival DAY3予習

これまでより、時間をかけてフジロック開催前に聞き込めるので、 知らないミュージシャンも含めてちゃんと聞いてから臨もうと思った。 各日毎に10曲縛りのプレイリストを添えて。 DAY1はこちら DAY2はこちら 気になるミュージシャン3日目。最終日 まずは、CELEBRATION OF THE METERS(19:00-20:10 FIELD OF HEAVEN)ミーターズのオリジナル・ベーシストのジョージ・ポーター・ジュニアを中心に、強めな面子が集まったセッションバンド。さす

SPORT大特集/Best France Lyon Emotive Band Ever

導入突然Facebook上で再結成を発表したと思ったら、ライブ活動をヨーロッパで行い、サブスクでも突然過去音源を配信開始したりと精力的な活動を行っているフランスリヨン出身のバンドSPORT。 ただ、彼らについての記事やインタビューは、英語やフランス語でもなかなか見当たらず(Wayback Machineで見つけたのが数件・・・)、北半球で夏が始まる今こそ聞いて欲しい彼らの音楽が届ききっていない気がした。 彼らのコピーバンドをし、2017年の来日公演を生で見た身として、少しで

Summer Eye大特集

※各種リンクやライブ情報は、自分が追い切れている範囲かつ7月11日段階のものです。公式HPも、是非ご覧下さい。 1.導入友達のパートナーから、「一番好きなミュージシャンは誰?」と聞かれた。音楽好きあるある通り、もごもごと「いやー色々聞くしなぁ・・・難しいなぁ。気分によるなぁ。」と答えた僕に対して、パートナー氏は「No1は勝手に決まるものではなく、自分で決めるものだよ」と言った。 かなり響いた。ビビッとぶん殴られた。 そこで、「自分が一番好きなのはSummer Eyeだよ」と