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私の原動力


私の原動力、

それは「怒り」です。


本当は、認めたくありませんでした。

怒りを何かにぶつけるというのはあまり好きで

は無かったし、怒りを原動力にすると何かを傷

つけているようで怖かったからです。

申し訳ないし、情けなく感じていました。


しかし、その考えはあることをきっかけに変わ

ることとなりました。



中学生時代

私は中学生の頃、陸上競技部に所属していたの

に足が遅かったんです。

走ることはもともと嫌いではありませんでした

が、中学生になり陸上競技部に所属したことで

走ることに苦手意識を感じるようになりまし

た。

気持ちは前にいくのに身体が追い付いてこな

い…。

タイムも速くなってきたと思ったのにテストが

あって約1週間程部活が中止になっていたた

め、テストが終わった頃に走ったらタイムが落

ちている…。

なんてことを繰り返していました。

(テスト中でも努力しているのかな…?🤔)


陸上競技部といえば、みんな足が速いイメージ

ですよね…

私も、そうでした。

だからこそ、陸上競技部であることが恥ずかし

かったし部活のメンバーにも申し訳なさを感じ

ていました。



体育会

学校の行事の中で、「走る」といえば体育会で

すよね。

結構なメラメラな感じで盛り上がるのですが、

主に走る競技がほとんどなので正直嫌でした。

見るだけとか一人で走らない種目なら良いんで

すけどね…

それに、陸上競技部というだけで足が速いと思

われがちなので高確率でリレー種目に出されま

す。

まだ、100メートル走るだけならいいのです

が一人で800メートル走らされたことがあっ

て、その時には引き受けたことを後悔しました

ね(笑)



友達とケンカ

部活動対抗リレーの予行練習の直前に、別の種

目の練習をしていたのですが「真剣にやってい

るように見えない」と私の周りにいた友達も含

めて言われてしまいました。

私は、そう言われてしまったことやそう見えて

いたことがとても悔しくて

「何も知らないのに何でそんなことを言われな

いといけないのだろう」

と友達と自分への怒りがこみ上げてきていまし

た。

そんななか、部活動対抗リレーの予行練習が

あったので怒りを押さえるように部活のメン

バーのところに行き、自分が走る順番を待って

いました。

待っているときは何ともなかったのですが、い

ざ走り出すと自然に涙が溢れてきました。

そのときに心にあった感情は「怒り」です。


心のなかで

「なんで」という言葉が何度も繰り返されてい

たように思います。


全力で走る以外に怒りをぶつける方法がなかっ

たからなのかもしれません。



まとめ

今となっては、いい思い出ですね(笑)

最近も、私の原動力って「怒り」なのかもしれ

ないなぁと思うことも増えました。

「怒り」というのは、人を傷つけるものだとば

かり思っていました。

だけど、反対に良い結果ももたらすことがある

ことが分かりました。

怒ってばっかりだと楽しくないと思うけど、や

る気スイッチの一つとして「怒り」という感情

を受け入れて活用していけたらなぁと思いまし

た。







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