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【Python入門#11】if文を理解しよう

・if文とは?

if文とは、条件によって処理を分岐させたい時に使用します



・if文の基本的な使い方

if 条件式:
 条件式が真の場合に実行する文


・使用例

①numが0より大きい値なので、条件式が真となり処理が実行されます
②numが0より小さい値でないので、条件式が偽となり処理は実行されません
③numが1と等しいので、条件式が真となり処理が実行されます

num = 1

if num > 0: # ①
    # numが0より大きい値の場合に実行されます
    print("numは0より大きい値です")

if num < 0: # ②
    # numが0より小さい値の場合に実行されます
    print("numは0より小さい値です")

if num == 1: # ③
    # numが1と等しい場合に実行されます
    print("numは1と等しいです")


#### 出力結果 ####
numは0より大きい値です
numは1と等しいです



・if…else文の基本的な使い方

if 条件式:
 条件式が真の場合に実行する文
else:
 条件式が偽の場合実行する文


・使用例

elseを使うことで、ifの条件式が偽である場合に処理を実行することができます。
①numが0より大きい値でないので、条件式が偽となり処理は実行されません
②条件式が偽であるためelse文が実行されます

num = -1

if num > 0: # ①
    # numが0より大きい値の場合に実行されます
    print("numは0より大きい値です")
else: # ②
    # ①の条件式が偽の場合に実行されます
    print("numは0より小さい値です")


#### 出力結果 ####
numは0より小さい値です



・if…elif…else文の基本的な使い方

if 条件式1:
 条件式1が真の場合に実行する文
elif 条件式2:
 条件式1が偽で条件式2が真の場合実行する文
else:
 条件式1と条件式2どちらも偽の場合実行する文


・使用例

elifを使うことで、更に条件式を追記することができます。
①numが0より大きい値でないので、条件式が偽となり処理は実行されません
②numが0より小さい値でないので、条件式が偽となり処理は実行されません
③if,elifの条件式が偽であるためelse文が実行されます

num = 0

if num > 0: # ①
    # numが0より大きい値の場合に実行されます
    print("numは0より大きい値です")
elif num < 0: # ②
    # numが0より小さい値の場合に実行されます
    print("numは0より小さい値です")
else: # ③
    # ①と②の条件式が偽の場合に実行されます
    print("numは0です")


#### 出力結果 ####
numは0です



・確認テスト

ユーザーにキーボードから適当な数字を入力してもらい
if文を使って
0より小さいか or 0より大きいか or 0と同値か」の
3条件で分岐させて出力するコードを、自分で考えてコーディングしてみましょう!

◉ポイント
・キーボードから入力してもらう場合はinput関数を使う
・input関数の戻り値はstr型なのでint型に変換する必要がある


模範解答は↓になるので参考にしてください。

①数字を入力してもらいint型に変換します
②入力した数字によって、出力結果が変化するようになっています。

def main():
    # input関数を使って数字を入力します
    num = int(input("数字を入力してください → ")) # ①

    if num > 0: # ②
        # numが0より大きい値の場合実行されます
        print("numは0より大きい値です")
    elif num < 0: # ②
        # numが0より小さい値の場合実行されます
        print("numは0より小さい値です")
    else: # ②
        # numが0の場合実行されます
        print("numは0です")


if __name__ == '__main__':
    main()

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