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【Python入門#04】リスト(list)を理解しよう

・リストとは?

任意の型のデータを格納できる箱みたいなものです。
他のプログラミング言語で使われる「配列」に似ています。
リストに格納する個々のデータのことを「要素」と呼びます。
インデックスを使用して要素にアクセスすることも可能です。

下図の場合、["apple", "orange", "grape"]になります。
"apple"や"orange"が要素ということになります。

リストのイメージ図



・リストの基本的な使い方

・リストを作成

基本的な作り方は、要素を「,」で区切って書きます。

# 文字列のリスト
fruit_list = ["apple", "orange", "grape"]

# 整数のリスト
num_list = [2, 3, 5, 7, 11, 13]


・リストの要素へアクセス

各要素にはindexがあり、0から順に割り当てられます
fruit_list[0]で、fruit_listの0番目の要素を取得します
fruit_list[2]で、fruit_listの2番目の要素を取得します

# fruit_listの0番目の要素を取得します
fruit_list = ["apple", "orange", "grape"]
val = fruit_list[0] # ①
print(val)

# fruit_listの2番目の要素を取得します
fruit_list = ["apple", "orange", "grape"]
val = fruit_list[2] # ②
print(val)


#### 出力結果 ####
apple
grape


・リストへの要素の追加

リストに要素を追加する場合は、append()を使います。
append関数の引数に追加したい要素の値を指定します。
リストの最後尾に追加されます

①リストを作成します
append関数を使って、リストに要素を追加します
出力結果を見ると最後尾に追加されていることが確認できます。

num_list = [2, 3, 5, 7, 11, 13] # ①
num_list.append(17) # ②

print(num_list)


#### 出力結果 ####
[2, 3, 5, 7, 11, 13, 17]


・リストの要素を削除

リストの要素を削除する場合は、remove()を使います。
remove関数の引数に削除したい要素の値を指定します。

①リストを作成します
remove関数を使って、リストの要素を削除します
出力結果を見ると"orange"が削除されていることが確認できます。

fruit_list = ["apple", "orange", "grape"] # ①
fruit_list.remove("orange") # ②

print(fruit_list)


#### 出力結果 ####
['apple', 'grape']


・リストの要素数を確認

リスト内の要素数を確認したい時は、len()を使います。
len関数の引数に要素数を確認したいリストを指定します。

①リストを作成します
len関数を使って、リストの要素数を取得します
出力結果を見るとリストの要素数を確認できます。

fruit_list = ["apple", "orange", "grape"] # ①
val = len(fruit_list) # ②

print(val)


#### 出力結果 ####
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