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【Python入門#06】関数を理解しよう

・関数とは?

関数とは何らかの値を渡すと、その値に応じた何らかの値を返すものです。

関数に渡す値のことを『引数』と呼びます。

そして、関数に引数を渡して関数のコードを実行して、その処理結果を得ることを『関数呼び出し』『関数の実行』などと呼びます。

また、関数を呼び出したときに得られる結果のことを『戻り値』『返り値』などと呼びます。



・関数の定義

関数を作成するときは、下記のように記述します。

def 関数名(a, b):
    処理...

関数名は自由に名前を付けることができますが、どんな処理をしているのか分かる関数名にしておけば読みやすくなります。

複数の処理を何度も使う時は、関数にまとめることによってソースコードの量が少なくなり、見やすく読みやすいプログラムになります。

defとは、英語のdefine(定義する)の略からきてます



・関数の呼び出し

下記の記述で、add関数を呼び出すことができます。

def add():
    # 足し算の処理
    num = 1 + 2


# add関数を呼び出し
add()



・関数における引数

add関数の引数に、aとbを設定します。
add関数を呼び出す時に、引数を渡して計算するようにします。

下記では、add関数を呼び出す時の引数として(1, 2)を渡すことで、add関数内ではa=1, b=2として足し算の処理を実行しています。
引数の個数が、呼び出す側と呼び出される側で違うとエラーになります

def add(a, b):
    # 足し算の処理
    num = a + b


# add関数を呼び出し
add(1, 2)



・関数における戻り値

戻り値を使うには呼び出された関数側でreturn文を使う必要があります。
また、呼び出した関数側で戻り値を受け取る変数を用意する必要があります。
下記では、add関数を呼び出して計算結果を受け取り出力します。

def add(a, b):
    # 足し算の処理
    num = a + b
    
    # 戻り値
    return num


# add関数を呼び出して、計算結果を受け取る
result = add(1, 2) # 受け取る変数(result)を忘れずに用意すること
print(result)


#### 出力結果 ####
3

add関数から3(1+2の計算結果)を受け取れていることが確認できました。
戻り値も引数と同じく関数では、重要になるので必ず理解しておきましょう!


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