【Python入門#12】while文を理解しよう
・while文とは?
while文とは、for文のように繰り返し処理をすることができます。
・for文との違い
for文とwhile文で繰り返しの条件が異なります。
ここでは下記のように覚えておきましょう!
・繰り返す回数が決まっている場合
👉for文
・繰り返す回数が未定の場合
👉while文
・while文の基本的な使い方
・無限ループ(無限処理)
①ずっとnum=0なので、無限に繰り返して処理します。
※ずっと動き続ける状態になるので、強制終了する必要があります
num = 0
while (num < 3): # ①
print(num)
#### 出力結果 ####
0
0
...(無限)
・有限処理
①(num < 3)の条件を満たしている間、処理を繰り返します
②numをインクリメントします
※インクリメントとは今の数字に1を足すこと
num = 0
while (num < 3): # ①,③
print(num)
num += 1 # ②
#### 出力結果 ####
0
1
2
・while…else文の基本的な使い方
・使用例
elseを使うことで、whileの条件式が偽である場合に処理を実行することができます。
①(num < 3)の条件を満たしている間、処理を繰り返します
②numをインクリメントします
③条件式が偽であるためelse文が実行されます
num = 0
while (num < 3): # ①
print(num)
num += 1 # ②
else: # ③
print(f"numが{num}のときに処理を終了しました")
#### 出力結果 ####
0
1
2
numが3のときに処理を終了しました
・while True文
・while Trueとは?
While Trueとは、無限ループになります。
条件式の部分がTrueになり、ずっと条件を満たしていることになるので無限ループになります。
無限ループを作成したい時は、『while True』を使用しましょう。
・使用例
①無限に繰り返して処理します
②numをインクリメントします
無限にnumをインクリメントして出力するのを繰り返します
num = 0
while True: # ①
print(f"numの値は{num}です")
num += 1 # ②
#### 出力結果 ####
numの値は0です
numの値は1です
numの値は2です
...
・使用例(breakあり)
①無限に繰り返して処理します
②numをインクリメントします
③条件式(num > 3)が真になった場合に、breakを実行して処理が終了します。
num = 0
while True: # ①
print(f"numの値は{num}です")
num += 1 # ②
if num > 3: # ③
break
#### 出力結果 ####
numの値は0です
numの値は1です
numの値は2です
numの値は3です
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?