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Luma Dream Machine 実践ポイントとGPTs

 動画生成AIのLumaが話題になっているので、50個作った経験からLumaを使う時の実践ポイントとLumaのプロンプト用GPTsを作ったので紹介します。

 まずは作品例をご覧ください。
 Lumaで作った動画と、Sunoで作った音楽を合わせています。

Lumaの使い方はこちらが良さそうです。



Lumaの弱点

画像生成は苦手

 プロンプトを書くだけで動画を作ってくれるのですが、0からの画像生成の精度はあまり良くない感じがします。
 最初にプロンプトのみから作成したのが下記の動画です。

プロンプト

A woman dressed in traditional Japanese kimono runs through a shower of cherry blossom petals, full of determination and running at full speed, springtime, vibrant pink petals, flowing hair, traditional Japanese garden in the background, dynamic movement, focused expression, sunlight filtering through the trees

ちなみにこのプロンプトを作るのに使ったのが、以前作ったイラスト用プロンプト作成のGPTsです。

存在しないものは苦手

 空き地にビルが建つ様子や桜の花が咲く様子を作って欲しかったのですがうまくいきませんでした。
 画像の中に存在しないものを新たに作り出すのは苦手のようです。


Lumaの得意なこと

画像の中にあるものを動かすのは上手い!

 あらかじめ写真を用意しておいて、その中のものを動かすというのは得意なようです。
 

プロンプト
A train is approaching. The child turns around.

 余談ですが、電車に詳しい人ならこの動画がフェイクであることが分かります。何がおかしいか分かりますか?

最初の画像を用意すると品質が良くなる!

 最初のきっかけになる画像をあらかじめ用意することで、動画の品質が向上します。
 またその後の動きの指示もシンプルになります。
 下記はスタンプとして作成した画像を動かしたものです。

プロンプト
Singing with guitar

スタンプの作り方はこちら

GPTsの作成

 これらの経験から、最初のきっかけになる画像を作成して、それがどのように変化するのかをプロンプトで渡すのが良いのかと思われます。
 そこで、どのような動画が作りたいかを伝えると、最初の画像を生成し、変化の過程をプロンプト化するチャットボットを作ってみました。


このチャットボットを使って作ったのがこれです。

プロンプト
A Japanese woman in a traditional kimono, seen from behind. She turns around to face the viewer, smiling warmly.



BGMをSunoで作成

 生成AIついでに、音楽もSunoでつくりました。
 Sunoの使い方はこちらで紹介しています。

まとめ

 5秒とはいえ、動画が作成できるようになってきました。
 最初の1枚目を準備しておくことで質の向上は図れますが、思い通りに動かすには、まだまだプロンプトの研究は必要のようです。
 LUMAの無料版が1カ月30個まで。しかも不可軽減のため1日に10個までという制限があります。
 動画生成もガチャなので何度も作るには回数が足りないので、プロンプトだけで生成させるのもリスクがあります。その点でも最初の1枚を決めておくことで、イメージを作りやすくなります。
 有料版だと$29.99で月に180枚作成可能であり、1日の上限もないようです。
 ChatGPTといい、LUMAといい、Sunoといい、日々生成AIが進化しているので、情報を追いかけるだけでも大変ですが、サブスクの課金地獄になりつつあるのもどうにかしたいですねぇ・・


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