【読書感想文】ガラクタ捨てれば自分が見える
私は元々部屋の片付けや掃除が苦手でした。
苦手というより、散らかり放題の部屋で生活していました。
今から10年程前に一念発起して片付けを始めたのですが、その時期に片付けに関する本を何冊も読みました。
今回紹介する本は片付けを始めた初期に読んだのですが、目から鱗が落ちました。
片付け関連の本の中では、かなり有名な部類だと思います。
この本を読んだことで、片付けのモチベーションがかなり高まったのを覚えています。
今でもたまに読み返して、家の中に不要な物がないか確かめています。
物を捨てられない方や、自分の家や部屋で過ごしていてなぜかイライラする、という方におすすめです。
本の中から情報を抜粋してご紹介いたします。
「ガラクタ」が溜まっていないか
この本の中でガラクタとして定義されているのは、次の4つです。
私が片付けを始める前、部屋の中に捨てる物などないと思っていました。
使っていない物も、いつか使うかもしれないと思って取っていました。
しかし、本を読んでから意識が変わりました。
狭いスペースに押し込まれている長年使っていない物、これらはガラクタなんだ、と気付かされました。
そこから少しずつ要らない物を捨てられるようになりました。
「ガラクタ」が与える影響
ガラクタは様々な影響を与えます。
下記は本からの抜粋です。
初めて本を読んだ時に、身に覚えがあり過ぎて頭がクラクラしました。笑
まさか物を溜め込んでいることが、自分の人生にここまで影響を与えているとは思いもしませんでした。
なんとなく自分の部屋が落ち着かない、なぜかイライラしがちだ、という思いがあったのですが、理由がはっきりわかりました。
片付けで人生が楽になる
不要な物を捨てていくと、整理整頓がとても楽になります。
物が少なくなるので、管理に手がかからなくなるからです。
また、身の回りにある物はお気に入りばかりになっていきます。
お気に入りの服、お気に入りの鞄、お気に入りの家具、お気に入りの食器。
お気に入りに囲まれて普通の生活を送るだけで、小さな幸せを感じることができます。
要らない物を所有していると、無意識のうちに「邪魔だな〜」「いつか片付けなきゃな…」と後ろ向きな感情を生みます。
普段使わない物なので押入れやクローゼットに押し込まれがちですが、目に見えない所に置いているはずなのに、なぜかふと思い出して憂鬱な気持ちになりがちです。
思い切って処分することで、気持ちが楽になります。
最後に
副題に「風水整理術入門」とある通り、本の中で少し風水に触れている箇所があります。
風水に興味がない方はタイトルで敬遠するかもしれません。
私自身、少し胡散臭いな〜と思いながら読み始めましたが、敬遠せずに読んで良かったと思いました。
片付けに関することがメインで説明されていて、風水はそれをサポートする程度です。
実際に家を片付けて、人生が好転し始めた人たちのエピソードが盛り込まれているので、片付けをする気が起きない時に読んでみてほしいです。
片付けのモチベーションが上がると思います。
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