価値観が違う(職場の飲み会)
昨日は新しい職場の
「私の」
歓迎会だった。
ゴールデンウィークの前日という日に設定されたそれは、希少な日本酒がたくさん準備され、ザ・宴会だった。
私は人にお酌するのがすきだ。
でもそれは、お互い対等な立場で飲んでいるから。
ただ新しく来た職場は、およそ昭和を思わせる飲み会だった。
まず私は自分のコップのビールを開ける前に座敷を3周はした。
ビール、ワイン、日本酒を持って各人に挨拶しながら。
なぜそんなことをしたかって?
女性全員がそうしていたからだ。
飲まず食わずで。
私だけ飲み食いするわけにいくまい、と空気を読んで挨拶がてら3周した。
だんだんみんな、何飲んでるのかわからなくなってんなと思ったあたりで、食事に専念することにした。
だって全然食べてないし飲んでない。
くそっ、なんか腹立つなこの飲み会。
さすが公的な外郭団体だけあるな。
いわゆる昭和の天下り先なんだな。
* * *
その飲み会の前段には全員出席の会議があった。
自由意見のところでも誰も発言せず、
そもそもその職場を改革するために採用された私は事業方針に則って自由に発言をした。
誰も発言せずに読めばわかる資料を読み上げる役員に、時間の無駄だなと思った。
人の時間て一番貴重なんやぞ。
そのくだらない会議を経ての、その飲み会。
そしたらその歓迎会の最後らへんで、私の上長(女性・50代後半)がクソジジイOBに腕を絡めて、誰がみても胸をぐいぐい押し付けながら言った。
「ねぇミチオちゃーん❤︎
お願い、○○組織に話つけて〜
ミチオちゃんじゃなきゃダメなの〜
私たちじゃ難しくて〜🥹」
ぐいぐい。
「ええ、おれぇ?」
「お願いミチオちゃん!(ぐいぐい)」
「しょうがねぇなぁ〜」
えっきも!
めっちゃきも!!!
なんでそれさっきの会議で言わなかったん?
いろいろありえん!!
なんでずっとぐいぐい胸押し付けてんの?
何ど正面で見せられてんの?
* * *
みんな散々酔っ払って、二次会へ。
帰りたかったけど一応主賓だし、失礼かなと思って「1時間くらいだけ」とついていった。
それがひどかった。
* * *
まず店に行くまでの間、女性職員は役員と腕を組み、どうみても同伴出勤だった。
ぐいぐい。
役員たちはご満悦で、京大出身であること、
レクサスに乗ってることを自慢しながら歩いていた。
あほくさ。
どうでもいいそんな話。
明らかに私は会長をあてがわれたけど、きっちりパーソナルスペースは死守した。
近づくなっつの。
ついた先は会長いきつけのスナックで、
スナックなのに若い女の子が席につくシステムだった。
ソッコーカラオケを披露するミチオちゃんと会長。
なんでこんな下手くそなんだよ、腹立つな。(暴言)
「うみちゃんもうたって!
高橋真梨子かな?テレサテンかな?」
ごめん、どっちも知らない。
てかうたわない。
そして相変わらず役員を触りながら接待する女性たち。
高橋真梨子のfor youをご満悦で歌うミチオ。
「あなたが欲しい」と繰り返す歌詞のときにお店の人と女性職員が全員抱きつく「フリ」をするひとたち。
ゾッ・・・(鳥肌)
「あのすみません、今日は遅いのでもう帰ります♡」と言ってきっかり1時間で帰ってきた。
* * *
何だったのかあれは。気持ち悪いでしかない。
もう2度とこの職場の飲み会なんて行かない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?