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HSP「過去の自分に感謝して、明日の自分のために頑張る」

こんにちは。昨日張り切り過ぎてしまったのか、疲れて今日はずっと寝ていました。新学期がはじまって、感染が怖いな…と怯えながら、同期、後輩、先輩に明るく振る舞っていたら、やっぱり気を遣っていたようです。一人になると疲れがどっと出ますね。

さて、私、最近気がついたことがあります。それは、過去の自分への感謝です。「なんだいそれは。クサいなあ」と思われるかもしれませんが、私なりの意見をお話しします。

今まで私は家事が嫌いで「疲れてるのになんで自分の世話なんかしないといけないの」なんて、自分のことも嫌いですから嫌い×嫌いで大嫌いでした。

課題など大学のやることも多いのでそっちを優先したいのに!というありがちな心理ですよね。高校時代、主婦の母がどれだけ有り難い存在だったか身に沁みます。(犬猿の仲ではありますが…)

掃除洗濯、洗い物、買い物…布団干し…高校時代のテスト週間は家事を手伝う余裕が無かったのですけれど、どれか一つでも誰かがやってくれると本当に有り難いとわかります。今はそんな人はいないので、自分のお世話は自分でやらねばなりません。

HSPの自覚によって自己否定をやめたことは私のnoteに何度も書いていることではありますが、自己否定をやめて、頑張っている自分を労うと見えてくるものがあります。それは

「昨日の自分がやってくれた家事が、今日の自分の快適な生活を作ってくれている」ということ。

「当たり前では?」と思われるかもしれませんが、私はつい最近気づいた事実なのです(笑)昨日洗い物をしてくれた私のおかげで、今朝の私はお気に入りのカップで美味しいコーヒーが飲めました。昨日私が洗濯をしてくれたおかげで、今日の私は清潔なバスタオルで身体拭くことができます。こんな小さなことで感動しているのです。

誰から聞いたのか定かではないのですが(Twitterで回ってきたツイートだった気がします)こんな言葉を思い出すのです。

「まず、服を畳むことから始めなさい」

その時の私ったらひどいもので「そんな余裕私にはない」と思っていたのですよ。乾燥した服は全てハンガーにかかったままクローゼット行きでしたから。とってもズボラでしたね…

服を畳むって、すごく落ち着きますね。布をきれいに畳んで種類別に分ける。これだけのことなのに、どうしてなのでしょう?自分の身につけるものを大切にしてる自分、というのは、少し照れくさいですが大事にしたいなあと思いました。

それから、昨日、一昨日、数カ月前の自分がやっておいたことによって助けられたこともありました。大学の書類についてです。本当にこの手続きをやっておかなければ、私は大学院の受験資格が得られないかもしれませんでした…ありがとう自分…命の恩人です。

こういうことがあると、毎日の自分に課すノルマ設定やコツコツ仕事をやること。心配故の先を見据えた慎重な行動はHSPの疲れの要因ですが、失敗のリスクを限りなく少なくしてくれる素晴らしい美徳だなあと、実感します。理性的過ぎる私は、後先考えずに行動する面白い人間にはなれませんが、こういう自分が好きだなあ…とツンデレ気味に思うのです。

家事・大学のこと…全てにおいて、小さなことの積み重ねを過去の私がコツコツやってくれたおかげで、今の私が快適に過ごせていることにやっと気付きました。なぜ今までわからなかったのだろう?と振り返ると、自己否定によって完全に考えることを放棄した自分がそこにいました。

深く考えることは得意なのに、自分のことだけは「自分のせいだ」で片付けてしまっていたのです。一つ一つの事柄は自分のせいではありません。そこは「自分のことを大切にしない自分のせい」なのでした。(ややこしい)

「先のこと考えたって意味ないよ。今に集中しなくちゃ」その通りです。意味のない、漠然とした不安に労力を使う必要なんてありません。でもその不安を少しでも和らげるために、今自分にできることは何か?と考えてしまうことは、悪いことではないと私は思うのです。結局、先のことと今は繋がってるではありませんか。

悩んでいること、もうこれは私の自然な行動です。「今日の悩みはなんだい」と日替わりビュッフェくらいつもりで、受け入れてほしいなあ…とワガママを言いたい。「葵ちゃんって悩むことが好きだよね(笑)」は軽く傷つくのでやめてほしいです。

私が「悩んじゃうんだね、今日は何で悩んでるの?」と寄り添ってくれる人を求めるように、私もこれから出会うであろう、HSPやHSCの誰かに寄り添えるよう、方法を探し続ける人でありたい。

目標は達成しなくてもいい。そこに至るまでの過程を大事に、これからも小さなことをコツコツやっていきたい。私は変わらずに、今のままで素晴らしい人間であることを示して生きたいと思うのです。

だから、小さな感謝からはじめます。「過去の自分に感謝して、明日の自分のために頑張る」それだけ。「人に優しく、自分に果てしなく厳しい」自分はもういりません。でもそれも否定しません。

「自己否定していた過去の自分」もひっくるめて、私なのです。それだけは忘れないように、脆い心の奥にしまっておくのです。生まれてから昨日までの私が、今日を形作っていることを、明日、明後日、数年後の私へ伝えることができるようにコツコツ守り続けること。それが今の私にできることなのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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今日はオリジナルの女の子が描けてスッキリ💕院試準備がんばります!



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