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ガーリックトースト祭〜予定がない週末に
わが家で不定期で開催している、ガーリックトースト祭。なにも予定のない土日をねらって、ときどき開催する。
祭と大げさに言っているけど、焼きたてのガーリックトーストをお腹いっぱい食べるっていうだけ。でも、わたしは祭並みにテンションがあがるのだ。
わたし自身、にんにくは大好きなのだが、平日にがっつり食べるのは気が引ける。
にんにくって味も香りも最高なのに、食べ終わったら牙をむいてくるよね。どうしてもにおいが気になる。罪な野菜選手権、ダントツで優勝だと思う。
平日にごはんを作るときも、にんにくを入れたいけど入れなかったり。入れても、ごくごく少量にとどめたり。じっくり炒めて油に香りをうつしたあと、にんにく本体は処分したりしてる。もったいないけど。
にんにくを食べたいけど、思いきり食べられないジレンマと日々戦っている。
そこで、たまにガーリックトースト祭りをすることで、このにんにく欲を解消しているのだ。
ガーリックバターを作る
バゲット一本分
バター 50g
にんにく 2かけ
オリーブオイル 小さじ2
パセリ 適量
量はいずれもざっくりでOK。要はにんにくをちゃんと入れれば、適当でもおいしい。
バターを電子レンジで少しずつ加熱し、やわらかくする。または、室温にしばらくおいておく。
スプーンでつぶし、なめらかにする。
にんにくをすりおろす。チューブタイプのものではなく、生のにんにくに限る。
わが家ではじめてガーリックトースト祭を開催したときには、みじん切りしましたが、やはりパンチが足りず。
にんにくの香りをガッツリ効かせたいなら、生+すりおろしが最強。
あとは、オリーブオイルとパセリを加えて、混ぜ混ぜ。
富澤商店で買った乾燥パセリ。使っても使っても、減っていない気がする。賞味期限までに使いきれるかなあ。
バゲット
バゲットは、アンデルセンで買ったもの。
最初から紙袋に入って売られていたのだけど、家に帰って開けてみたら、びっくり。
想像以上に長かった。メジャーではかってみたら、58cmもあった。
バゲットはここの!って決めずに、いろんなパン屋さんで買うのが好き。
適当な厚さにカット。見よ、このたっぷりのバゲットを!祭りにふさわしい!
祭りとかいいつつ、少しばかりテーブルがさみしい気もする。
ガーリックトーストの他に準備したのは、パイナップルとトマトジュースだけ。
いいんです、いいんです。今日の主役は、ガーリックトーストなんで。
いつもはキッチンが定位置のトースターも、今日はダイニングテーブルへ持ってくる。
テーブルでゆっくりガーリックバターを塗って、トースターで少量ずつ焼いていく。
加熱すると、ふわぁ〜っとおいしそうな香りが漂ってくる。ガーリックが誘ってくるかのような香りがたまらない。
今日はこの誘惑に勝てなくてもいいのだ。潔く、負けを認めよう。今日も明日も休みなんだから。
焼き立てあつあつをいただきます!
これこれ!しっかり、ガツンと香るにんにくと、じゅわっとバターがたまらない!
外、バリっ。中、モチ。
冷蔵庫に余っていたチーズもパラリ。パンが固くなるのが嫌なので、さっと焼く。
チーズにおいしそうな焦げ目はついていないけれど、これがめちゃくちゃおいしい。
山ほどあったバゲットもガーリックトーストにすれば、夫婦二人であっという間にペロリ。にんにくの力、恐るべし。
臭いが気になるな、と思いつつガーリックトーストを平日の夜に食べたとしても、もちろんおいしいでしょう。
でも、予定がない休日の朝に、背徳感ゼロで頬張るガーリックトーストは何倍もおいしく感じる。
仕事を頑張ったあとの一杯や、ご褒美のスイーツなど。そのもの自体は当然おいしい。けれど、そのおいしさが最大限に引き出される時間やシチュエーションってやっぱりあるよね。
わたしにとって、ガーリックトーストのそれは、まちがいなく休日の朝なのだ。
予定のない週末に。ぜひ、おためしあれ。
最後までお読みいただきまして、 ありがとうございます♪