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スティーブジョブズと上越酒造

みなさんこんにちは。
中村です。


少し寒くなり、夏秋シーズン重宝していた短パンがそろそろしんどい季節になってまいりました。

ありがたいことにそんな短パン小僧のこのnoteやtwitterを読んでくれているメディア関係の方がいらっしゃるらしく、少し前にインタビューをしていただきました。
近々また記事を出していただけるとのことなのでその際は是非ご一読いただけるとうれpです。

先日ご縁あって、新潟県上越市の高田にて開催された越後謙信sakeまつりという日本酒のお祭りと、同じく上越市にある上越酒造さんに行ってきました。

北陸新幹線にて東京駅から向かったのですが、なんか割と朝早いわりにやたら混んでるな、と思ったらかなりの乗客がそのお祭り目当てだったようで、
富山や金沢到着を前にみなさんぼくと同じく上越妙高駅で下車しておられました。

恥ずかしながらぼくはそのお祭りを今回参加するまで全然存じ上げなかったのですが、コアな日本酒ファンの間では人気のあるイベントのようです。

そしていざ到着してみると想像以上の活気。
商店街の大通りを歩行者天国にして飲食ブースが出展されているイベントで、
11時半到着(スタートは11時)だったのですが既に想像を超える人の多さでした。

ちなみに受付で2,000円のお猪口を購入する必要があるのですが、
その後は20社ほどブース出展している酒蔵の日本酒各種を11時から19時までそのお猪口で無限飲み放題できるという超絶お得なイベントでございました。

出張という形できていたものの、妻を連れてこればよかったかなとやや後悔。来年に持ち越しですね。


その後は当日アテンドしていただいていた方の運転で(ぼくは飲んでしまっていたので誤解の無いよう一応飲酒運転してないですアピール)、
上越酒造さんにお邪魔をしました。

去年改修されたらしく見た目や内装もさることながら、製造設備がかなり新しいものばかりで驚きまして、
また酒造りに関しても新しい取り組みを前向きにされており、
色んな想いを持ちながらやられてるんだなあと非常に感銘を受けました。
なにより働いている方々がすごく楽しそうだったのが印象的です。自分もかくありたいものだと思いました。
みなさん是非買ってください(ステマじゃない)。

アップル創業者のスティーブジョブズさんが、スタンフォード大学卒業式にて卒業生に向けたスピーチ(あのよくみる有名なやつ)のなかの一つに、
connecting the dots(点を繋げること)という表現をしたエピソードがあります。

簡単にまとめると、
・大学がただただ学費を垂れ流す無意味なものだと感じてジョブズさんは退学し、その後は自分の興味あるカリグラフィーの講義に潜り込んでいた。
・勿論それが将来なにか役に立つものと思ってもいなかったけど、10年後に仕事で商品設計をしている際にそれがふとよみがえり、Macのフォントにそれを注ぎ込んだ。それで美しいフォントをもつPCができた。
・もし退学を決心していなかったら、カリグラフィーの講義に潜り込むことはなかったし、Macが現在のようなフォントを備えることもなかった。
・将来をあらかじめ見据えて点と点を繋ぐことはできない。できるのは後から繋ぎ合わせることだけ。
・いまやってることがまたどこかの点に繋がると信じてがんばれ。

こんなことをスピーチで仰るわけですね。

要するになにを言いたいかといいますと、いまぼくの人生がまさにこれだなという風に思うのです。

学生時代にECサイトでちょっとしたビジネスをしてみたことも、銀行の配属が長野だったことも、癌になったことも、自分で会社を立ち上げたことも、今回上越酒造さんとご縁があったのも、すべてconnecting the dotsじゃん!
と思うわけですね。
そしてまたいまの行動が今後また新たな点に繋がることを祈るのみ。

はい。
どうやってこの話を着地させたらいいかわからなくなってきてしまいましたが、そんなことを思う出張とその帰り道でした。

実際は誰もがconnecting the dotsな人生なのではないでしょうか。


ではまた次回!!!

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